息子が音読している国語の教科書
あの「流星ワゴンや「とんび」の作者の重松清さんが書き下ろした
「カレーライス」というお話です。
あらすじ・・・
一日30分までの約束を破り、お父さんにゲームの電源を突然切られた男の子
「ぼくは悪くない。お父さんが謝るべきだ。」と口をききません。
お母さんは謝って仲直りするように話しますが、
そのままお母さんの残業週間=父子二人で夕食をとる
「お父さんウィーク」に突入します。
お父さんが作ったカレーライスは「甘口」
「お父さんは僕のことを分かっていない」
男の子にはもう甘過ぎて、おいしく感じられません。
次の日の夕食もカレーの残り
謝るタイミングも掴めないまま、二人の食事は終わります。
三日目、お父さんが風邪をひいて早退。
男の子は自分で夕食にカレーを作ることにしました。
そのカレーは「中辛」
お父さんは、「もう中辛か。来年は中学生なんだもんなぁ」と
嬉しそうにカレーを食べ、なんとなく和解モード
・・・で、最後はこんな締めくくり
ぼくたちの特製カレーは、ぴりっとからくて、でも、ほんのりあまかった。
・・・やや反抗期の兆しが見える感じ
なんだかリアルに我が家っぽい
カレーを通じて感じる子供の成長、親子の関わり方
ちょっと共感です。
ちなみに今夜は会社の送別会
私も中辛のチキンカレーを作って
パパにお願いです。