余命半年と宣告され
二人の男の子を育てながら、講演活動をされている
福岡のシングルファーザー阿部敏之さん
最近、新聞や雑誌、ネット上でよく記事をお見かけします
・感謝の言葉を家族皆で声に出す
・自分がいなくなった後も子供たちが自立して生きていけるよう
必要なこと、親として残しておくべきことを全て伝えていく
そんな親子の会を毎朝5時から行っていらっしゃるのだそう
限られた時間の中で、
いかに子供たちとかかわり、親として何を残していくのか
溢れる愛情や覚悟・・・そんな親のキモチがココロにささります
そして、お父さんの命があと数か月
そう知った子供たちはどう受け止めているのか
兄弟の気持ちを考えると、また胸が痛くなります
人は誰でもいつかは亡くなる
一日一日を大切に生きる
息子には自分の力で生きていけるタフな心身と生活の術を身に着けさせる
今ある命のつながり、人のつながりに感謝する
思いを残す
・・・弟を亡くし、病気を経験し、また今回の震災を通じて
私の中でよりそんな思いが強くなりました。
平日息子と過ごす時間は朝1時間
夜は全く会わない日から長くて3時間
その間に食事やお風呂等々、向き合う時間は限られていますが
1日1回は「世界で一番大好き」とHugして
母の思いを伝えるようにココロがけています。
家族はもちろん、友人や仲間に
大切に思ってくれる人がいる
わかってくれる人がいる
認めてくれる人がいる
受け止めてくれる人がいる
自分のことを好きでいてくれる人がいる
そんな思いは、
普段は会えなくても
またたとえその人が亡くなったとしても
・・・きっと生きていく上で、ものすごく大きな力になるはず・・・
「以心伝心」 「あうんの呼吸」
そんな日本的情緒・美徳もありますが、
やっぱり、感謝や愛情は、しっかり声に出して、伝えていきたいなぁと思う
みんな大好きよ~
↓私が世界で一番好きな人
↓西日本新聞 阿部さんの記事
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/topics/20110528/20110528_0001.shtml