仕事が忙しくてなかなか会えない彼氏に「淋しい」「会いたい」とLINEしても返事が返ってこないときってありますよね。
幸運にも返事が返ってきても、その返事が「君はなぜそんなに淋しい淋しいと言うの?」というものだったり。
――わたしは「仕事が忙しくて会えなくてごめんね、おれも会いたいと思ってるんだ」という優しい言葉をかけてほしいだけなのに……彼はホンネではわたしのことをどう思ってるのだろう?
はい! 彼のホンネを以下にご説明しましょう!
彼のホンネとは?
彼のホンネは「彼女のことが好き。彼女のことを愛している」です。
なにも、読者に媚びを売るためにそう書くわけではありません。彼は本当に、あなたのことが好きなのです。
と、ここまで読むと「ならどうして、彼は『仕事が忙しくて会えなくてごめんね、おれも会いたいと思ってるんだ』というひと言が言えないの?アホなの?」と思う女子もいると思います。
はい、彼はアホなんです、とは言いません。
でも、そういうことを思っていてもそれを口にするという発想がない、という点において、アホなのかもしれません。
彼のみならず、男一般がアホなのかもしれません。
淋しいと言う彼女=重たい
それともうひとつ、彼がホンネで思っていることがあります。それは、「淋しい淋しいという女子は重たい」ということです。
彼にとって淋しさとは「自分でどうにかするもの」です。つまり、淋しさを自分ひとりの力で解消できて当たり前と彼は思っています。
むろん、あなたのように、誰かに淋しさを消してもらいたいと思っている男だって、世の中にはいっぱいいますよ。
でもきっと、そういう男は、あなたの恋愛対象外でしょう。
そういう男は、淋しいからという理由で風俗に行ったり、女子のいる飲み屋さんに行ったりしますからね。
たとえば、相席居酒屋にも淋しそうな男がいますが、きっとあなたは避けるでしょう?
ゆえに、あなたの彼氏は、淋しさを自己処理する能力のある人なのです。
自己処理できる人は、彼女が言う「会えなくて淋しい」という言葉に超冷たいです。なぜなら、自分がふつうに自己処理できるから、できない人の気持ちがわからないからです。
おわりに
彼氏に会えなくて淋しいという感情を自己処理できない女子も、やがて自己処理できるようになります。
仕事が楽しくてしかたないとか、友だちと遊ぶのが楽しくてしかたないとか、なんらか世界と広く関わるようになれば、淋しいという感情はおのずと消えていきます。
あなたの淋しさが消えたとき、彼が、仕事がうまくいかず、友だちにも見放され、彼女であるあなたに「会えなくて淋しい」と言ってきたら……あなたは彼のことをぎゅっと抱きしめられますか?
「女子に淋しい淋しいと言ってくる男なんてダサくてだらしない」と思って、バリバリ仕事をしている男に鞍替えしますか?
鞍替えする女子がわりと多いとぼくは感じています。
女子は頑張っている男をその嗅覚で探し出し、その男に好かれたいと思うわりに、淋しい淋しいと言う男には超冷たい。
ぼくは男としてそう感じています。
あなた自身の淋しさと、彼がやがて持つかもしれない淋しさの両方にうまく寄り添うことのできる素敵なオトナになってください。