音楽の履歴書 =Slow Hand= | Raycat’s Blog! Blog! Blog?

Raycat’s Blog! Blog! Blog?

このサイトは群馬在住「Raycat」モバゲータウン内「レイCat」の
音楽、ギター諸般、エフェクター制作、エフェクターMOD、音響機材改造をテーマにした
ブログサイトです。

高校時代、ハードロックから入りメタルを通りぬけ…。
いわゆる『ハヤビキ』というものにのめり込んでいった私…。
メタラーだったりした事もあった。
 
でもいろいろと弾いていていつも感じていた事…。
それは、このままでいいのだろうか?ということ。

確かに、このままハヤビキを極めていって凄いギタリストになり…
ということもできるだろう。でも、もっと知らないといけない事があるんじゃないか?

と考え始めた。
 
基礎を知らないといけないのではないのだろうか?
 
と。
 
基礎があるから、発展がある。今、自分がやっているのは『発展』でしかない。
 
 
そうすると、基礎となるもの…。いろいろなアーティストが上げている
ルーツ。それを知らないといけない。
 
そのように感じていた…。時は1993年。
 
…全米2位の楽曲を擁し、グラミー賞においてアルバムオブザイヤーを始め、3部門を受賞、全米1位の大ヒットを記録した『神』がいた。
 
エリック・クラプトン。『Tears of Heaven』、そして『Unplugged』に出会ってしまった。
 
初めて、この曲を聴いた時、鳥肌が立った。
曲の背景をまったく知らなかった。だが、なぜか涙が出て止まらなかった。
歌詞の意味は知らなかったのに、だ。
 
この映像を何度見ても凄いと思えるのは…
それまで手拍子や歓声をあげていた客全員が『静まり返る』のだ。
 
ソロパートの後では大抵、拍手が起こる。それすら無い。
 
聴いているのだ。
 
ベースが絶妙に絡み、オルガンが優しい音で歌い上げる。
なぜ、この人はこんなに人を引き込めるのか…。
 
曲が終わり、ウィンドチャイムが鳴ると供に響く大歓声…。

この空気感・・・。
 


いろいろなカバーを聴くが、これ以上のテイクは無いのでは、と感じるほどの完成度。
何十回、いや何百回とこの曲を聴いただろうか。
直輸入のバンドスコアも買い、とにかく弾きまくった。
ピッキングの癖、音の風合い、すべて真似た。 
これが、私の『基礎』である。
 

 
『Layla』という曲を知ったのもこのアコースティックバージョンが最初である。
このソロはとにかく弾いた。よく今でも下降するフレーズではここの手癖が残っている。
「パティ(・ボイド)の歌だ」、というのはなんとも皮肉である。この曲調…。つまりは
『昔への愛』の回顧だ、と言っているようなものだ。



『Old Love』。チャック・リーヴェルのピアノが神すぎる。
 
1991年3月。幸せだった(はず)のクラプトンに悲劇が襲いかかる。
ニューヨークの自宅の高層マンションのベランダから息子コナーが転落死する。


 
愛人に産ませた子、とは言え息子…。いかにコナーを愛していたか。
この歌が物語っている。

その後、クラプトンは25歳のメリア・マッケナリーと結婚。
2人の娘にも恵まれ、今は前愛人の間に生まれた娘、ルースちゃん含め、
5人で仲睦まじく暮らしている。
 
$Raycat’s Blog! Blog! Blog?
 
こういう暮らし。まさに安住の地なんだろうなぁ、と思う。
それまでの人生はまぁーいろいろあるだろうけど。
こんな父親になりたい、とは思う。