《わたしの好き 重ね煮》
重ね煮と出会ったのは5年ほど前になるかと思います。

出産前、料理教室の講師をして働いていたわたしは娘の離乳食が始まること、娘と一緒のごはんをとても楽しみにしていました。
…が、離乳食作りの本を手にしてびっくり。
こんなクタクタになるまで茹でた野菜は美味しいんだろうか、
それをつぶして小分けにして冷凍して、チンしたこのごはんは美味しいんだろうか。
そんな葛藤とさらに一日中抱っこ抱っこ(昼寝も)の娘のごはんの準備を出来るのは夜中になってからで、
夜中も頻繁に授乳をする生活だったので、ヘトヘトにくたびれきっていました。
娘に美味しいものを食べさせてあげたい…なのに納得の出来ないごはん作り、
くたびれていく体と心。

そんな時に出会ったのが重ね煮でした。
「これだ!」と、わたしの目の前がパァ〜っと明るくなったことを覚えています。
船越康弘先生のわらの重ね煮、
梅崎和子先生の陰陽調和の重ね煮、
重ね煮を生み出した小川先生の唯一のお弟子さんであるお2人の重ね煮を学んできました。
どちらの重ね煮もわたしの食卓には欠かせないものとなりました。
それは5年たった今でも変わりません。
美味しいはもちろんのこと、
体にも心にも地球にも優しく、
何より簡単で時短になり、
アレンジ自在だからかと思います。

無水の重ね煮を活用したアレンジごはんを周りのママ達にお伝え続けて3年目、
今年はさらに4年通ったいんやん俱楽部の師範にもなることが出来ました。
これからはさらに梅崎先生の重ね煮をお伝えすることが出来るようになりました。

家族の元気で楽しく過ごせる毎日をごはん作りで支えつつ、
同じように必要としている方々にこの重ね煮を伝え活かしてもらう。
みんなでそう幸せを広げていきたいな〜と思います。