写真お借りします。選手時代をリアルタイムで知らない僕には、野村克也といえば監督時代のこのイメージ↑

人の心理を読む観察力。野球を知り尽くした分析力。野村さんの野球理論や解説はとても楽しく、僕は大好きでした。

野村さんが一貫して言っていた、野球は頭のスポーツだという視点で観ると、より野球の難しさや面白さが味わえます。

野球に厳しくて、選手を叱ってボヤく姿が印象的だけど、ご自身のコンプレックスを口にしたり、対人恐怖症で人づき合いが苦手だとおっしゃるところに、人間味や親しみを感じた。だから選手や多くの人々に愛されるのだと思います。

昔、山手線の車内で野村さんが僕の正面に座ってたことがあって、それに気づいた僕がじっと見ていたら、そんな僕を野村さんはジーッと見てた。

有名人だからって、じっと見るのは失礼なので、僕は隣に座ってた男の子に話しかけて、知らないフリをした。たまたま座ってた子で、何をお喋りしたか覚えてないけど、よその子に話かけるとか、今なら不審者扱いされそう。

で、また野村さんの方を見ると、そんな僕のことを表情変えずに、まだジーッと見てた。人間観察をされる方だからかなって、僕は勝手に思った。それだけのことだけど、忘れない。

僕は野球はやるのも観るのも好きで、バッテリーと打者の心理や駆け引き、一つ一つの配球、攻略について考えるのが楽しい。そんな僕には、野村さんの考え方や解説がとても興味深かったです。