皆さん、今日は、え、俺かい?俺はビーバーだよ、ジャスティンが寝てるんでその間に俺もたまには出てきちゃったよ、この名前はレイスリーの旦那がつけてくれたんだ、2人合わせてジャスティン.ビーバー、え、この名前知らないって、驚いたな~、おさがわせ坊やだったけど今や世界的なシンガーだぜ、フィリピン人のかなりの人がジャスティン.ビーバーとケーテイ.ペリィーは知ってるぜ、フィリピーナの奥様や恋人がいるなら聞いてみなー、まあ、そんな事はどうでもいいだけど、長い休みに入りドット子供達が増えちまってこの家も騒がしいったらありゃしないよ、特に隣の家に里帰りしてきたサラの子供達はいつもレイスリーの旦那の部屋に押し掛けてくるんだ。
何故かって、1番はレイスリーの旦那の部屋はエアコンがあるからね、お願いすればコーラやソフトドリンクが飲める、残り物のチョコレートにも有り付ける、更に後で買った大型テレビに日本から持ち込んだブルーレイで映画がみれる、子供には最高の環境さ、レイスリーの旦那は日本にいる時からフィリピンに移住を想定して映画1000本以上、音楽、ドラマ、ボクシングを大量にdvdに入れて持ってきたから万全さ、子供が好きなのはゾンビ映画だね、子供達の中では今「ウオーキング デッド」ゴッコが流行ってるよ、えっ、「ウオーキング デッド」も知らない、そりゃもう駄目でしょ~、
アメリカのドラマで2700万人が見ている超大ヒットドラマだよ、保安官のリックが犯人に撃たれ病院で目覚めたらゾンビが蔓延する社会だった、徐々に仲間が増え始めたけど生き残りをかけてゾンビや悪党グループと対峙したりするんだけど人間ドラマにもなってるんだ、第6シーズンまで終わったけど最後に悪党の親玉のネーガンにリックの仲間の誰かが頭をカチ割られるんだけど一体誰が死んだんだとネットで騒然となったよ。
そのウオーキング デッドで出てくるゾンビに子供達がなりレイスリーの旦那がナイフで頭を刺した真似をして子供達は死んだフリをするのを何度も繰り返す、これだけなんだけど子供達は大喜びするんだ、レイスリーの旦那はいつも頭を撫でてやったりハグしてやったり、持ち上げてやったりするから子供達との距離がぐっと近くなっていったよ、いつだったかレイスリーの旦那とジョイさんが帰ってくると外で遊んでいた子供達が「ダデイ、ダデイ」「ティト、ティト」とレイスリーさんにしがみついたり囲んだりと大騒ぎで近所の人たちが何事かとみてたね、フィリピンの男親って子供に威厳をみせようとあまりスキンシップを取らないのかもしれない、逆にレイスリーの旦那は言葉が解らないからスキンシップで子供達に接するのが良かったのかもしれない。
レイスリーの旦那も子供達に好かれて満更じゃあなさそうだし、何しろこのファミリーの将来を担うのは今いる大人たちよりこの子供達しかいないと思って接してしるからね、何年後かわからないけど子供達が立派に独り立ちし生計がたてられるように手助けし自分の死に際に立派になった皆んなが立ち会ってくれるのが今のレイスリーの旦那の唯一の夢かもしれない、在り来たりだけど子供達には無限の可能性を秘めてるし仕事欲や金銭欲への興味が昔に比べて薄れてきた分その残ったエネルギーを子供達に夢を託す事に使いたい、フィリピンに来て大きく変わったのはそこだよね、これってなかなか人には理解して貰えないかもしれないけど正直な今の気持ちらしいよ。
総勢10人になった子供達のなかでレイスリーの旦那が扱いずらい子が1人いるんだけど、これがジョイさんの従姉妹のサラの4歳になるジッジと言う娘で、とにかくブスで性格が悪く可愛げがまるでないからレイスリーの旦那も手を焼いてるんだ、性格の悪さが災いしてか兄弟たちからも距離を置かれてる感じで2歳児のキムとも時々遊ぶ程度でいつも1人で遊ぶ事が多いんだけどいつからか12時半頃になるとレイスリーの旦那の部屋に来るようになったんだ、 この時間帯は株式投資してる時間で暇な時はウオーキング デッドごっこをして遊んでやるんだけど忙しい時は相手を出来ない、でもそうなるともう大変なんだ、テッシュペーパーをドンドン引っ張り出すわコーヒーやソフトドリンクをひっくり返すわレイスリーの旦那の背中の上に乗っかってくるわ首を絞めるわ、「ジッジ、ノーノーノー」と言うと相手が困ってると見て輪にかけて喜んで暴れ始めるんだ、性格悪いだろ~。
ある時レイスリーの旦那がジッジが入れないようにとドアに鍵を掛けたんだ、時間が来るといつもは開いているドアが開かないのでドンドンとドアを叩き始めたんだ、当然ドアの向こうにはジッジがいる、ジッジのもう一つの特徴はしつこいということだよ、しつこく30分以上ドアを叩きつける、でもその音が突如として止んだ、10分程して「もういないだろう」とそ~とドアを開けるとそこには「ニッカ~」と笑いギザギザの歯を見せながらレイスリーの旦那を不気味に見つめるジッジがいたんだ、その時レイスリーの旦那の額に脂汗が流れてたよ。
ジッジに取り憑かれたレイスリーの旦那、子供達の休みも残り少なくなり何処か連れってやろうと提案したんだけど子供達の母親たちからは近場でいいとレイスリーの旦那や子供達の意見はアッサリ却下されマクドナルドに行くことに、子供達12人と大人6人がそれぞれトライシクルで7.8分のマックに到着、ここはスーパーマーケットや色々なファーストフード店が有りレイスリーの旦那もいつも楽しみにしてる場所の一つだぜ、なにしろ時間帯によってマガンダが結構やって来るからね、この日もいるよ若くて乙に澄ました感じのマガンダや肉体派マガンダ、この間なんか西欧風にアジアを掛け合わせた様な子ずれマガンダ、読者の皆さんの「猫の写真じゃなくマガンダの写真みせろ!!!」の声は重々承知してるんだけど何しろジョイからiPadの持ち出しカッパライにあうからと禁止されてるからね、如何にかしてそのうち写真乗せたいと思うので気長に待ってくれよ。
横道にそれたけどマックでもジッジは我が道を行くとばかりに店の中で小さなイタズラを楽しんでいた、母親のサラも手に負えないと殆ど育児放棄でジッジにつける薬なしの状態かな、いやこの母親は来た時から子供達の面倒を余りみないでネットばっかりやってるぐうたらママだからジッジがこうなってしまったのかもしれない、サラの旦那は仕事だけはちゃんとやって家も買ったようだけどチャラチャラした格好して浮気も何回かしてるみたいだ、レイスリーの旦那もこういった事情をジョイさんから聞いてからは自分の部屋のドアを閉める事をしなくなった、「好きなだけここで遊べジッジ」相手出来ない時も有るけど出来るだけジッジの好きな「ウオーキング デッド」ごっこには付き合ったよ、そして長い休みが終わりジョイさんの従姉妹サラと4人の子供、妹と3人の子供達は帰って行ったんだ。
でも不思議なもんだよ、子供達がたくさんいるといないでは賑やかさが全然違うし寂しいもんだね、夜になってジョイさんやティタと子供達やジッジの話しをすると不思議と盛り上がるんだ、でもレイスリーの旦那は意外に早く子供達と再会する事になるとはこの時全く思ってなかったんだよ。
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