今日は夫の祥月命日。

突然訪れた別れから丸1年が経った。




私と夫は2021年に結婚したばかりで、2人で将来設計を描いていた途中。夫だけでなく、自分の未来まで奪われてしまったような絶望感。


亡くなる日の昼間、「頭が痛いな」と言っていた夫を無理やりにでも病院に連れていけばよかった、と自分を責めてきた。

こうして私を一人置いていった夫のことも責めてしまった。

なんで夫が、なんで私がこんな目に遭うのだろう、と神様も責めた。


到底受け入れられるものではない、喪失感。

それに加えて自分の未来への不安、家庭がある周囲への嫉妬心、同情の声への反発心…など苦しくて醜い感情も多かった。

平気なフリを装って過ごさなければならない毎日にも疲弊した。

こんなことを言ってはいけないけれど、自分の人生を投げ出して逃げたほうがよっぽど楽だとも思った。


「大変だった」の一言だけでは、けっして言い表わせられない。



一年が経ち、生活環境も気持ちもだいぶ落ち着いてきた。

だけど、悲しみは癒えていない。


あの頃に戻れたら、と今でも何度も思ってしまう。

会えないことはわかっているのに、会いたくてたまらなくなる。

この言葉は、きっと周りを困らせてしまうから、口にすることはしないけれど。


悲しみが癒える日がくるのかもわからないし、一年の節目が来た今、何か気持ちが切り替わったか…というと、それも明確にはわからない。


今は、この思いはきっと消し去ることはできないから、自分の中で抱えて「上手く共存」させながら生きていくしかない、と思っている。


それで充分なのかな。

これが私なりの前の進み方なのかもしれない。


今日は夫の墓前に、たくさんのありがとうと、

ちゃんとこれからの自分の人生をしっかり歩いていくことも誓ってきた。

夫もそれを望んでいる、

この一年を耐えてきたのだから、きっと大丈夫。

そう信じて、この先は夫との思い出と共に、私なりの新しい幸せも探して生きていきたい。

まだまだ頑張るにっこり




私は元々強がりな性格で、弱音を吐こうとなんとなく書き始めたこのブログ。

周囲に同じ経験をした人がいない中、ここで同じ境遇の方たちもいると知り、たくさん共感して、たくさん励まされ、たくさん救われてきました。


(なんだかお別れ挨拶のようですが…そうではありません。笑)


おそらく、今年最後のブログになるかと思います。

少し早いですが、この一年ありがとうございましたにっこり


皆様が少しでも穏やかな気持ちで、新しい年を迎えられますように。