家に帰ってからも
 私のオカシな考えは止まらなかった
 自分が傷つくのが嫌で怖くて
 相手を傷つけて自分が傷付くのを避けた 
 そんな投げやりな感情ばかりがドンドン溢れてきた
 思えば20の時からそうだった
 
 (こんなに旦那が怒るって事は
 もしかして邪魔なのは私なのかもな
 とりあえず私がどこかに消えれば
 部下の女は喜ぶだろうな
 だって旦那を独り占めできるんだもの
 好きなだけ2人で飲みに行けて、カラオケだって行ける)
 
 もう現実逃避でしかなかった
 
 
 消えるってどこに行くの?
 死ぬの?
 結婚したのにひどいなぁ
 俺を1人にする気なの?
 2人で一緒にローン組んでお家買ってさ。
 こんな事ずっと一緒にいる相手とじゃないと契約できないよ。
 部下の後輩からは確かに頻繁にLINEくるよー
 でも俺は相手にしてないよ。ただ仕事に支障でないように相手してるだけ。
 
 自分ばかり不幸のヒロイン気取らないでよ
 誰だって悩みやら闇やら抱えてるんだし
 うつになるのだって珍しくない
 もきゅ子だけが辛いと思わないでよ
 俺だって今日1日ですごく傷ついたんだから
 
 
 またケンカになって今日みたいに映画がドタキャンになるのが
 嫌だから当分は予約をしてどこかに行くのは止めようと言われた。
 来月の旅行はキャンセルした。
 
 ちょっと不妊治療もやめようか?
 
 こんな台詞を言わせたのは全て私のせい。
 今の私の心のバランスだと子供ができた時に
 冷静に対応できると思わないらしい
 まだ精神的に余裕ない人が子供を産むべきじゃないと言われた
 
 なにも反論できなかった
 だって正しいから
 あの時の私は確かに(今もかもしれないが。。)
 正常ではなかったのだ