今日はブラショフからブカレストへ戻る。


途中のサービスエリアではたくさんトイレがあった。このあたりはレストランでもどこでもトイレがひとつしかない所が多く、どこでも大行列がつらい。


ブカレストでは大渋滞。

やっと国民の館に到着。

ここは共産主義時代にチャウシェスクが1500億円かけて造った国会議事堂のような建物。

ワシントンのペンタゴンに次ぐ世界2位の大きさを誇る公共の建物らしい。


国民の館の名とはほど遠い、税金で贅をつくして造られたチャウシェスクの城のようなものだったとか。


荷物検査とパスポートチェックの厳しい検査をして中へ。


内部はルーマニア産の大理石やシャンデリアがふんだんに使われて贅沢な造りだけど、正直センスがあまりよくなくて、あまり感動がない。


建物のすぐそばが駐車場だったり、内部も掃除が行き届いてなかったり、シャンデリアが半分しかライトがついていないなど、残念な点が多く、はっきり言って期待はずれな感じ。


チャウシェスクは暗殺を恐れてエアコンも設置できなかったとか。


結局チャウシェスク夫妻は独裁政権を維持できず処刑され、今もこの館は悪しき共産主義の負の遺産と見る国民もいるとか。


その後は凱旋門賞や共産党本部のあった広場などを見学して、ランチをとったあと、ブルガリア国境へ移動。


不動産屋から少し残念な連絡があったり、ブルガリアの両替で少し同行者とケンカしたり、プチトラブルがあったりと、午後は少しイライラが多かった。


ブルガリアのヴェリコタルノヴォという街についたのは20時過ぎ。とても時間がかかった。


ホテルで食べたブルガリアの食事はとてもおいしかった。ヨーグルトドリンクのアイランも。


旧市街の崖沿いに建つホテルから見下ろす街並みはとてもキレイ。オベリスクのようなオブジェも。


明日は早いので早めに眠る。