今日はコトルのホテルで朝食。
ビュッフェが多いなかここはサーブしてくれて味も美味しい。
バルカン半島は全体的にご飯が期待以上に美味しい。
パンやポテトは普通に美味で、オレンジやみかんなどもGOOD。
肉類や魚類、サラダにスープ、ギリシャ風のしょっぱいチーズ、トルコ風のちょっと甘めのスイーツなど多彩に揃う。
食後はまた国境をこえてボスニアヘルツェゴビナのモスタルへ。
ボスニアヘルツェゴビナは複雑なユーゴスラビアのなかでも特に複雑で内戦跡も大きく残る国。
モスタルには平和の象徴である石橋がかけられ、観光地になっている。
国境をこえたとたん、車道にはゴミが増えて、道がガタガタしてきた。
バスを降りると、砲弾の跡が残る建物が残されていた。
狭いバザールにはレース製品やラベンダー、アラビア風の製品など、周辺諸国でよく見られるお土産品が混雑していた。
そしてヨーロッパのブランド品の偽物も所狭しと売られている。
スリが多いらしい。
ボスニアヘルツェゴビナに来た途端、ヨーロッパからと思われる団体客が一気に増えた。
レストランでしょっぱいバルカン風ミートボールとトルコ風の甘いお菓子、そしてトルコ風の粉っぽいボスニアのコーヒーを飲んだ。
食後に石橋を渡る。
渡った先はイスラムエリアで、橋の左右岸で明らかにエリアが区切られてガラリと雰囲気が変わった。
先ほどは教会を見て、橋を渡った先ではモスクを見学した。
橋から川に飛び込もうとする若者も。
川ではゴムボートが走っている。
見学後はボスニアヘルツェゴビナの首都サラエボへ。今日はここの郊外の大型ホテルへ。
ますます団体観光客が増えた。
近くのスーパーへ行ったけれど、物価は安め。
夜はホテルのレストランでビュッフェ。
バルカン半島はどこも空気がよく気持ちがよい街ばかりだったけど、ここにきて、だんだんと少し都会の臭いというか異臭が混じるようになってきた。