今回の一枚はこれ。
HIRAM BULLOCK の FROM ALL SIDES
86年リリース
今回はハイラム・ブロックのセカンドアルバムです。
私最近までこれがハイラムのファーストアルバムだと思ってましたが違っておりました。
何故かというと、このアルバムの発売当時、ジャズ雑誌はもちろん色んなギター雑誌で広告が出ていたのを見て、私勝手に新人ギタリストが大々的に売り出せれてるなと思っていたからです。
とにかく宣伝がすごかったなぁという印象が強いです。
私の勝手な思い込みです。。。
ただそれでも私は興味が持てなくてこのレコードは買わなかったんですが、友人がお前はこれ聞いた方がいいぞと貰ったものがこのレコードです。
このブログで色々なレコードを紹介しておりますが、ホント聴かず嫌いが多いんです。
今ではその友人に感謝しております。
このアルバム聴いて貰ったらわかるんですが、本当完成したアルバムです。
1曲目のウィンドウ・ショッピングのギターからノックアウトでございます。
ギターの話が出たのでほんの少しハイラムのギターに触れます。
ハイラムといったらほとんどの人がこの使い込まれたギターを思い浮かべると思います。
で、この60年代のストラトにツー・ハムのP.U.をフロントとリアに乗せHSHにしてハイラムサウンドを奏でておりました。
後にハイラムモデルもどこかのメーカーから発売されたようですが、やっぱコレですよ。
そしてギターの見た目だけではなくそのサウンドもハイラムならではです。
自分の音を持ってるギタリストです。
アルバムは小気味良いインスト・ソングのウィンドウ・ショッピングから始まると、2曲目では歌まで歌うハイラム。
アルバム全体では数曲歌っております。
ハイラムの歌も味があってよいです。
でA面最後にはデビッド・サンボーンとの共演もありA面はしっとり終わっていきますが、B面はファンキー・ブロードウェイに始まりマッド・ドッグ・デイズの流れは感動ものです。
ファンキーからバラッドまでハイラムの懐の深さに脱帽です。
ホントたまりませんよ。
その他ベースの盟友ウィル・リーもいい仕事してます。
このアルバムを知ってる方は多分まずウィンドウ・ショッピングの冒頭のギターが頭に鳴り響くと思うのですが、この曲このアルバムを作っていてどうしても後1曲ができないっていう時に浮かんだんだそうです。
やっぱすげぇなハイラム・ブロック!
次の更新までまた暫く開くかもしれませんが、こうしてこの薄〜いブログは続いて参りますので何卒よろしくお願い申し上げ奉る。
と、お願い申し上げたところで今回は終わりにしたいと思います。
おっと、久しぶりなんで忘れるところだった。
勿論このアルバムも
聴いといソンはないぜ!