今回の一枚はこれ。

 

LENI STERNCLAIREVOYANT

86年リリース

 

今回は知る人ぞ知るレニ・スターンです。

あまり日本では馴染みのない人だと思います。

私も詳しくは知りません。

なのにブログで紹介しちゃいます。

 

名前を見てピーンと来た方もいらっしゃると思いますが、そうあのマイク・スターンの奥さんなんです。

ご夫婦でギタリストなんですね。

 

私がこの人を知ったきっかけは、もう10年くらい前だと思うのですが、テンサウザンド・バタフライ(以下バタフライ)という曲を聴いたことがきっかけでした。

このバタフライでは彼女がヴォーカルをとっているのですがそれが何とも味のある歌声でたまらない魅力がありハマってしまいました。

その後バタフライの入っているアルバムを探す事ができそのCDは愛聴盤になるのですが、その他のも聴いてみたいとヤフオクで探していて見つけたのが今回紹介するアルバムです。

バタフライを聴いていた頃はまだレコードなど聴こうなどと思っていなかったのでCDのつもりでオークションに入札したら簡単に落ちまして、その時は喜んだんですが届いた品物がレコードでビックリ。

しかし再度レコードを聴く様になるのはその数年後でこれは間違って買った物としてしまいっぱなしでした。

 

数年の時を経て再度レコードを聴く様になりそれこそ真っ先に聴いたのがこれでした。

きっかけとなるバタフライは歌もので、曲調も明るくとてもポップな感じでした。

でもこのアルバムは所謂ジャズ。

とはいってもコテコテのジャズではなく、ディレイを効かせたギターを中心としたもので、エレクトリック・ジャズとでもいいましょうか、斬新な曲作りのアルバムです。

中心ギタリストはレニ・スターンで他にビル・フリーゼル、テナー・サックスにボブ・バーグ、ドラムには何とポール・モチアンがいるのです。

極めつけはプロデューサー。

何とハイラム・ブロックです。

ジャズ好きにしか分からないメンツかもしれませんが凄いメンツですよ。

 

アルバム全体としてはゆったり聴くにちょうど良いです。

聴きどころとしては、透明感のあるギターですかね。

ガンガン弾きまくるというのではなく流れる様な感じが素敵です。

 

という事でいつもの様に薄い話を読んで頂きありがとうございます。

 

聴いといてソンはないぜ!