今回の一枚はこれ。

 

KIm CarnesMistaken Identity

81年リリース

 

キム・カーンズと言えばハスキー・ヴォイス、ハスキー・ヴォイスと言えばキム・カーンズというくらいこの人のハスキー・ヴォイスはトレードマークですよね。

きっと彼女を知ってる誰もが ”キム・カーンズと言えば” と聞かれ真っ先に頭に浮かべるのがこのハスキー・ヴォイスだと思います。

そのハスキー・ヴォイスはU.S.A フォー・アフリカでの存在感もすごかったです。

 

このアルバムは80年台のポップ感を持った曲の他にカントリーっぽいリズムの曲もあるのですが、ごちゃ混ぜ感というよりバリエーションにとんでいるという感じでとても心地良く聴きやすいんじゃないかと思います。

これはファンならずとも心、いや、耳を鷲づかみするんじゃないかと思います。

 

後、このアルバムでは何と言っても、一曲目のBette Davis Eyesです。

ベティ・デイビスとは伝説の女優ベティ・デイビスの事。

ベティはこの曲がヒットして孫息子が私を尊敬するようになったことをとても感謝しており、作詞をしたドナ・ワイスとキム・カーンズ宛に感謝の手紙を送ったんだそうです。

 

で、この曲ってこの人のオリジナルかと思っていたんですが、ジャッキー・デシャノンという人のカバー・ソングなのです。

オリジナルの方はキムのヴァージョンとはかなり違っております。

ホンキー・トンクというかカントリーというかルーツミュージックというか、よりロック的なアレンジになっております。

でも逆にそれをここまでしっとりさせるなんて思いきったアレンジで凄いなと思います。

気になった方は是非探して聴いて見てください。

ここまで違うと聴き比べも面白いと思います。

 

毎回このブログでジャケットを写真に撮る時に光の反射で苦労するのですが、今回は特に苦労しました。

当時を懐かしむシュリンク包装が逆に邪魔になり、光を反射したり写り込んだりで苦労します。

でも何とか頑張って撮ってのですが、ちょっとボケてるのが気になります。

しかし、アルバムは間違いなしの作品です。

 

聴いといてソンはないぜ!