今回の一枚はこれ。
Eric Clapton の 461 Ocean Boulevard
74年リリース
これはエリック・クラプトンのアルバムの中でも名盤で、エリックのキャリアの中でもこのアルバムが一番好きだという方も多い様です。
といってもこの人のアルバムはほんとハズレがないですよね。
私はどれが一番のアルバムか聞かれても3年経っても答えはでないでしょう(笑)
このレコードもこの間いただいた一枚になります。
で、このアルバムは薬物依存の治療から復帰した最初のアルバムだったと思います。
クラプトンは初めはコカインをやっていたそうなんですが、その時抱き合わせでヘロインも買わされるそうなんです。
でもヘロインは絶対ダメって思っていたそうです。
なのでいつも抱き合わせで買ったヘロインは机の引き出しに入れっぱなし。
でもある時、”ま、一回くらいいいか” みたいな感じで手を出したのが最後、泥沼にはまっていってしまったそうです。
アルバムの内容はと言うと、疾走感のあるリフとスライドが冴えてるMotherless Childrenからはじまり、I Shot The SheiffでA面を締めます。
I Shot The Sheiffはクラプトン唯一の全米No.1シングルでもあり、ボブ・マーリーを知らなかった人達に偉大なレゲエアーティストを知らしめるのにも大きく貢献したんじゃないでしょうか。
そしてB面に移ります。
全体的にミディアム・テンポの曲が多いせいかしっとりして聴きやすいアルバムです。
個人的にはLet It Growが好きです。
あの同じメロディを繰り返すエンディングがたまりません。
後このアルバムタイトルって当時住んでたマイアミの自分の自宅住所でジャケット写真の家はクラプトンの家みたいです。
現在この場所に立つ家はクラプトンが住んでいた家ではなく立て直されているそうです。
でも今でも訪れる人は多いそうです。
今でいう聖地巡礼ですね。
最後に現在来日中のエリック・クラプトンについて。
行きて〜よ〜、行きて〜よ〜。
ドイル・ブラムホールのギターもいいし。
行きて〜よ〜、行きて〜よ〜。
今回はこの嘆きで終わりになります。
もちろんアルバムは、
聴いといてソンはないぜ!