子供の前で口喧嘩したことで
心理的虐待と通報された私。

でもよくよく見渡してみると
虐待だろって親はたくさんいる。

コンビニで
おい!お前早よせぇや!と怒鳴る親。

抱き抱えて小さい子供のお尻を
何発も叩く親。

それもハッキリ言うと虐待です。

私は療育的に育てて来たので
自己肯定感を大切にして来ました。

障害のある子供も自尊心が大切なので
傷付けるようなことは御法度です。

どれだけ癇癪で暴れ回ろうと
私が怒ることはして来ませんでした。

なのに通報されて
児童相談所から連絡が来る。

世知辛い世の中です。

私は育て方に後悔はしていません。

現によく出来た子に育ったと思うから。

勉強が出来なくとも
年下の子に知能が負けようとも

出来ることに視線を向けて
出来ることを褒めるだけです。

他の子には出来ないことが娘には出来る。

お友達のお世話や気配り目配り
とても気の利くいい子です。

私なんかよりも出来がいい。

でも足し算もろくに出来ない
障害児であることに変わりはなくて

その狭間で葛藤している。

健常児を育てる親と
障害児を育てる親は

何かが違うのかもしれない。

感覚的に
健常であるありがたさを忘れている。

目が見える
耳が聞こえる
言葉が通じる
じっとしていられる
手を繋げる
文字が書ける
計算が出来る
生きていてくれる

言い出したらキリがない。

そんな当たり前を
ただの普通のことにしてしまうのは

子供に対して失礼だと思う。

もっと見つめるべきは
その当たり前なことなのだと

親は知るべきなんだ。