私は小学校の時
スカートをはかない子でした。

男の子とよく遊んでいて
幼なじみも男の子だったから

ヒーローごっこもしました。

習い事は剣道です。

自分のことを
女の子だと自覚していませんでした。

でも

5年生の時
初潮がやってきたんです。

その時の感情もよく覚えてる。

生理が止まりますようにと願い
汚れたパンツを隠しました。

それを見つけた母が
「良かったね!」と抱きしめたんです。

逆らう力もなく自分が女の子だと認め
スカートを初めてはきました。

その時から自認は「女」です。

何の違いなのか分からないけど
そんな子供でした。

初めて憧れた先輩は女の子で
手紙を書いた記憶があります。

性自認とは何なのでしょうね。

上戸彩のドラマは世代ではないけど
なんとなく覚えています。

男として生きようと
思ったことはありません。

女性でいることが居心地がいいし
社会的に男性になる覚悟もない。

女性らしくしようとメイクをしたり
頑張った時期もあったけど

やっぱり世間でよく見るような
The女の子にはなれないのです。

中途半端に歳を重ねて
おばさんになっていくのでしょうね。

男になりたいと思い
実行出来る方は本当にすごい。

お金も時間も労力も使い
なりたい自分を目指して。

そんな生き方を認めることは
普通の人には難しいかもしれない。

けれど

世間が変われば
1人1人の人生が救われるのです。