令和の玲!しもだ玲です。

 

選挙期間中は政党やその他の政治団体が行う活動(正式には運動)に一定の制限がかけられています。本来政治活動は自由ですが、選挙における候補者の活動を優先するという仕組みになっています。

 

選挙が始まると駅前でタスキをかけた候補者以外、見かけなくなるのはそういう理由です。

 

ところが、選挙期間中においても『特定の行動』を行うことを認められている政治団体(呼称:確認団体。通称:かくだん)というのがあり、今日は確認団体の一つである『東京をもっと!よくする会』の街宣車の車両長を務めました。

 

 

確認団体が許可される活動とは

確認団体は、公職選挙法に定められた所定要件を満たした上で、届け出ることによってポスターや看板の提示、ビラの配布、自動車などを使用した街宣などの特定の活動を行うことを認められている。

※ボネクタHPより一部引用

政党活動と違うので、活動に参加される議員は超党派です。なので、車内や休憩において、各々の議会の情報交換も行われます。これがまた良い勉強になるんですね。

 

ところでこの確認団体、全ての選挙に適用されているわけではありません。主に国政選挙をはじめ市区長選挙などと制限もあります。

 

驚くことは確認団体での活動は、『特定の候補者を支援する』目的は認められていません。純粋な主義や主張を広報する活動のみ認められています。なので、ポスターやビラに候補者の名前や写真は使用されていません。※シルエットもダメなはずですが、街中に展開されているのは違反じゃないの?・・・

 

とはいえ、各陣営は少しでも応援する候補者に結びつけられるよう、「00歳、新人の候補者へ一票を!」とか「女性の市長を誕生させよう!」とかキャッチコピーを考えるんですね。ここまで来ると制限かける意味がないと思うのですが。私の場合であれば、「見た目は子ども、頭脳は大人!」といったところでしょうか…

 

 

複雑怪奇な選挙制度

そもそも、投票率を上げるために行政や議員たちは日頃から侃々諤々と議論しているのですが、そもそも有権者が分かりずらい制度を見直すところから始めるべきです。

 

私も熟知できていませんが、私以上に知らない選挙管理委員会の委員さんをはじめ議員もたくさんいるんですから、有権者の皆さんが分かるはずがないと思います。

 

いまだに「事務所看板は提灯を認める」ってものもありますが、私の選挙の時は居酒屋の居抜きだったので赤提灯を外さずそのままつけていたこともあったっけ(笑)