令和の玲!しもだ玲です。

 

練馬区の石神井台保育園・石神井台児童館・石神井小学校・上石神井北小学校に関わるお子さんと保護者の皆さんにご報告です。

 

 

以前よりご要望をいただいていたパンダ公園(石神井台公園)の電灯交換が、このたび完了しました。

LED照明への切り替えということで、部材調達や工事工程の関係から少し時間はかかりましたが、
再点灯後は夜間でも園内の見通しが大きく改善され、安全性がしっかりと向上しています。

 

■街路灯・街灯・外灯の違いとは?

今回の相談をきっかけに、「そもそも照明の種類って何が違うの?」と思ったので、備忘録のため少し整理します。

  • 街路灯(がいろとう)
    主に道路を照らすための照明です。
    車道や歩道の安全確保が目的で、道路管理者が設置・管理します。

  • 街灯(がいとう)
    駅前や商店街、公園周辺など、
    人の通行やにぎわいを意識した照明を指すことが多く、
    自治体だけでなく町会や商店会が設置しているケースもあります。

  • 外灯(がいとう)
    建物の敷地内や公園内など、
    特定の場所を照らすための照明の総称です。

今回交換したのは、公園内の安全確保を目的とした「外灯」にあたります。

 

■「明るさ」は、安心につながる

 

 

公園は、昼間は子どもたちの遊び場であり、夕方から夜にかけては、通行する人や近隣の目にも入る公共空間です。暗がりが多いと…

・見通しが悪くなる

・防犯面で不安が残る

・子どもを連れて通ること自体を避けてしまう

といった声につながります。今回の照明交換により、「暗いから避ける場所」から「安心して通れる場所」へ前進したと感じています。

 

引き続き、「ここが暗い」や「この時間帯が気になる」といった、地域でのお気づきの点があれば、ぜひお声をお寄せください。

 

現場の声をもとに、一つずつですが、安心につながる改善を重ねていきます。

令和の玲!しもだ玲です。

今年の決算質疑では、練馬区の「広報のわかりにくさ」についても指摘しました。

 

■行政情報は宝探し



 

本庁舎などに設置されている広報コーナーを見渡すと、
「どこに何があるのか分からない」
「とりあえず置きました感がすごい」
——そんな状態に出くわすことが少なくありません。

まるで宝探しゲーム。

見つけられた人だけが情報にたどり着ける仕組みになってしまっています。

区は「伝えるから、伝わる広報」を掲げていますが、実はこうした“現場の細部”こそに、その姿勢が出ると思っています。
 

今回の指摘に対し、区からは「分かりやすさを重視し、各所管課に工夫を促していく」との答弁がありました。方向性としては前向きです。

■同じ区内で差がある

一方、所用で立ち寄った石神井図書館の広報コーナー。

 


 

図書館なのに、つい声を上げてしまいました。

 

広報物は分野ごとに整理され、ひと目で目的の情報にたどり着ける配置です。

 

「探す」のではなく、「自然と目に入る」。
この差は、かなり大きくありませんか?

この図書館は指定管理者による運営ですが、

“使う人の目線”に立った工夫が随所に感じられました。

さすが民間、と思わずうなずいてしまいます。

自治体の広報も、
「前例」より「使いやすさ」、
「置いた」より「伝わったか」。

良い民間の知恵は、もっと遠慮なく取り入れていいはずです。


宝探し方式の広報を卒業しましょうよ。

令和の玲!しもだ玲です。

 

同じ“ねづみ年”の大先輩のお誕生日会に参加してきました。

 

 

4回り違いで、御年89歳。それでも「まだまだ現役」という言葉が、まったく誇張に聞こえないほどお元気で、軽やか。

 

練馬区の発展を長年支え続けてこられた皆さまと、同じ席で同じ時間を過ごせること。それは私にとって、何ものにも代えがたい贅沢なひとときです。

 

政治の話は抜きにして、温かく、自然体で可愛がってくださる大先輩方がいることは、私の密かな自慢でもあります。

 

そして皆さんに共通していることが一つ。お洒落で、笑顔が素敵で、人生の楽しみ方をよく知っている。


そんなことを思いながら、今日も背筋が伸びる思いでした。——追いつくには、もっと走り続けないといけませんが。

令和の玲!しもだ玲です。

練馬区に寄贈された未利用食品――いわゆるフードドライブを、子ども食堂へと橋渡しする活動を続けて、気がつけばもう何年になるでしょうか。

 


 

最初は手探りで始めた取り組みも、少しずつ地域に根を張り、いまでは当たり前の風景の一部になりつつあります。

■民間との連携強化
現場に立ち続けているからこそ見えてくることがあります。
その一つひとつの「気づき」を区へ提案し続けた結果、区民にとって身近な存在である“コンビニ”との連携もスタートしました。

 

 

行政だけでは届きにくいところに、民間の力をどうつなぐか。そこにこそ、改善の余地があると感じています。

民間でできることは、民間に託す。そして区には、行政にしか担えない役割にしっかり集中してもらう。そのために、事業の見直しや統合、縮小、時には廃止――耳の痛い提案も重ねてきました。

■指摘することは=嫌われやすい
正直に言えば、区や関係者から“嫌われる”こともあります。
でも、業務コストを下げ、区民負担をこれ以上増やさないためには、避けて通れない道だと思っています。


拍手よりもため息が多い仕事ですが、誰かがやらなければ前には進みません。その誰もやりたがらない仕事こそ、私の役目なのだろうと痛感しています。

ただ、現場と行政のあいだに一本の橋を架け、行き来を少しだけスムーズにしたいだけ。

「もったいない」が、「いただきます」に変わる瞬間を一つでも増やすために・・・そんな思いを胸に、今日も静かに、でも確実に、橋渡しを続けています。

令和の玲!しもだ玲です。


今日は、東京青年会議所・練馬区委員会の卒業式&忘年会に参加してきました。



 

青年会議所は「40歳で卒業」という、なかなか潔いルール。
私は一足先に卒業していますが、2019年入会の同期がついにこの日を迎えました。

久しぶりに顔を合わせた瞬間、、、

 

・言いたいあるのに上程3分内で言われ真っ白になったこと

・議案作成の作業に夜中作業を幾夜かけたこと

・その背景に目的入ってるって指摘に、ブチキレたこと


——そんな記憶が一気にフラッシュバック。

■私の議員人生を変えたルール
JCで得た財産は数え切れませんが、あえて一つ挙げるなら
「ロバートルール」と出会ったことです。

ざっくり言えば、

みんなが納得しながら、ちゃんと前に進むための世界標準の会議ルール

感情論や声の大きさではなく、ルールで議論を前に進める。
無駄な会議を減らし、決めるべきことを決めるための知恵です。

世界標準ルールだけあって、本来は国会や地方議会も踏襲している……はずなのですが、正直「それ、意見なの?質問なの?」と聞きたくなる場面も少なくありません。


政治に関わる人ほど、一度は本気で学ぶ価値があると思うので、40歳未満の青年議員の皆さんたちに紹介しています。

 

ちなみに紹介してもマージンは入りません!

令和の玲!しもだ玲です。


「ひとり暮らしで、粗大ごみを自分で出すのがつらくて…」そんな声をいただき、搬出のお手伝いに伺ってきました。



 

重たい家具を前に困っていた表情が、少しずつほっとした笑顔に変わっていく。この瞬間に立ち会えるのは、何度経験しても嬉しいものです。

■自治体×クラシファイドサービス

今任期中に区へ単独提案していた政策の一つに、お金をかけないで必要なモノをあげたり、もらったり、ヒトを集めたりする場を提供するサービス“クラシファイドサービス”と自治体との連携が実現しています。

 

 

区が回収する粗大ごみの中には、まだ十分使える家具や家電が、やむなく「ごみ」として処分されている現実があります。

「それ、本当に捨てるしかないの?」
そんな疑問から、民間リサイクル事業者との連携を提案し、クラシファイドサービスと区の公式連携が動き出しています。

使えるものは、「ごみ」ではなく、誰かにとっては必要としていた「資源」になる。

■モノが溢れる社会を逆手にとる
ごみの資源化は、回収量や環境負荷の減少にはじまり、困っている誰かの力にもなる。

 

そんな小さな循環を、これからも一つひとつ広げていきたいと思います。

「捨てる前に、ひと呼吸。」
その選択が、誰かの暮らしをそっと支えるかもしれません。

令和の玲!しもだ玲です。


光が丘団地内で行われた防災訓練にお招きいただきました。

 


 

幼馴染が自治会役員を務めるようになり、「いよいよ私たちの世代が地域を担う番なんだな」と、しみじみ実感する一日でもありました。

■防災の常識は地域特性あり?
光が丘団地のような大規模な集合住宅では、防災の“常識”が一戸建てとは少し違います。


実は、低層階と高層階では役割が異なることをご存じでしょうか。

例えば火災時。
煙は上へ上へと流れるため、

『高層階ほど煙の影響を受けやすい』

一方で、低層階は、

『初期消火や情報伝達の要』になるケースが多い。


また、エレベーター停止を想定すると、高層階では「誰が声をかけ合って避難をサポートするか」が生死を分けることもあります。

■向こう三軒ではなく、上下左右
ところが現実はというと・・・
上下両隣、向かいの部屋の方と顔を合わせたことがない——
そんな方も少なくありません。



 

災害時に一番のリスクになるのは、設備の老朽化より“人と人の分断”です。


名前は知らなくても、「あの人、見たことある」という関係があるだけで、声をかける心理的ハードルはぐっと下がります。

正直、防災訓練は少し面倒に感じるかもしれません。
でも、訓練の本当の目的は“訓練そのもの”ではなく、顔見知りを増やすこと。
非常ベルが鳴ってから関係を作るのでは、遅いのです。

いざという時に助け合える関係は、こうした何気ない地域行事の積み重ねから生まれます。

「ご近所デビュー」は、平時にこそ。
防災訓練は、その一番安全な入口なのかもしれません。

令和の玲!しもだ玲です。


今日は、練馬区議会第4回定例会の最終日でした。例年、年末議会は他の定例会と異なり静かに終わりますが、今年はなんと、新しい選挙管理委員を選ぶための“選挙”が、実に24年ぶりに実施されました。



 

本来、選挙で選ばれるはずの役職が、

「選挙をしない」ことを前提に運用されてきた――

これ自体が、すでに異常な状態です。
 

■ 選挙が行われなかった理由
これまでの区議会では、
 

・議員数の多い会派(グループ)から順番に推薦
・4番目以降は「どうせ落選するから」と推薦を辞退
・結果、投票は行われず、そのまま決定

という流れが常態化していました。

黙って座っていれば決まる。
多数派に従っていれば波風は立たない。
こうして「選挙をしない民主主義」が、静かに続いてきました。

■ 多数派ルールへの挑戦
私は、この“多数派ルール”に今回は正面から挑みました。

推薦人は一日で探せというムチャな条件ですが、なんとか推薦人を探し周った結果、名乗りを上げてくださった方のお力を借りて、ついに――24年ぶりの選挙が実現しました。



※12/10の午前に「明日までに推薦者を出せ」と連絡を

受け、午後の予定を全キャンセルし適任者探しを実施。

 

■ 結果と、その意味
結果、私の推薦者は落選。

理由は明確です。
議員と選挙管理委員の癒着構造を問題視し、選挙管理委員の報酬増に反対している議員は、私一人だけ。

「私の推薦であること」そのものが、票に反映されたと受け止めています。

■ 素朴な疑問
ここで、改めて問います。

特定政党の党員や、元議員が選挙管理委員会に入り、自分に投票してくれた議員の“違反”を、本当に指摘できるのでしょうか。

答えは、限りなく「いいえ」に近い。
 

■ 忘れてはいけない過去
過去、練馬区選出の議員が“物品の配布”や“金銭の提供”といった行為により、議員辞職や書類送検された事例がありました。

 

それらは選挙管理委員の皆さんが知ってた事実。「選挙の公正さ」は、理念の話ではなく、現実に揺らいだことがある問題です。

■ 今回の選挙管理委員の所属と票数
参考までに、今回の推薦者の属性とその票数です。
・しもだ:無所属 1票
・自民党:党員  12票
・公明党:元議員 10票 
・無所属・都民ファ・国民民主・ウェ:元議員 15票
・共産党:無所属 11票

 

1名欠席の49名議員。

チェックされる側とチェックする側の距離が、ずいぶん近い構図となりました。

■ 民主主義は「リハビリ」が必要
24年ぶりの選挙で、民主主義が全快するわけではありません。ですが、動かさなければ、回復もしない

これは改革でも革命でもなく、ただの「民主主義のリハビリ」です。次も適任者を探し、名乗りを挙げていただく努力を止めません。

今回の選挙で、残念だったのは4番目以降の議員たちが独自の推薦者を立てずに選挙を行ったことです。


再来年の区議会選挙に彼らが立候補予定者となった場合、

あなたが出ないで他の人を応援したら?と言われても返答できませんね。選挙から逃げてしまったので。

令和の玲!しもだ玲です。

先の区議会の本会議では、練馬区が提出した行政委員の報酬増額案にも反対の立場を表明しました。

 

行政委員会とは・・・

自治体(区長・市長)から独立した立場で特定 分野のチェックや運営を担う組織

つまり、政治的な影響を受けないように「中立性・公平性」を確保することが最大の目的とされています。


練馬区では教育委員会や選挙管理委員会、先般指摘した監査委員会がこれにあたります。

■「中立」のはずの選挙管理委員会にある根本的な疑問
本来「政治的な影響を避けるための独立機関」であるはずの練馬区の選挙管理委員会ですが、現状はその仕組みに大きな疑問を抱かざるを得ません。

選挙管理委員の4名は議会が選出しますが、現在そのうち3名は元区議会議員。“これで中立・公平といえるのか?”と思うのは、私だけではないはずです。

■中立性に疑問符がつく“現場のふるまい”
委員の中には特定会派に配慮するような振る舞いをする方もいます。また、定例会ごとに「謎の袋」を携えて議会控室を訪れる委員もおり、正直に言って、私はこれを見て中立・公平の“ち”の字も感じていません。

■開催回数は横ばい、内容は10分会議も
選挙管理委員会の開催日数は、令和7年11月10日時点で33日。そのうち2回は書面開催で、過去3年間の30~33回と変わりありません。ちなみに今年の年間の実働時間は24.3時間。
 

これを現行の委員長報酬で時給換算すると、約15.4万円/時となりました。今年は長期間におよぶ選挙が2回ありましたが、ない年はさらに時給が上がります。


報酬と業務量のバランスをみれば、現状でも十分な水準と言えます。

■「生活の中心にしてほしい」は本当か
選挙管理委員会事務局は「選挙管理委員の仕事を生活の中心にしてもらいたい」として、私とは真逆の日額ではなく月額報酬を主張します。

しかし、委員の中には自営業の方もいれば、地域と行政をつなぐ協議会のトップを務める方もいます。つまり、“選管の仕事を中心に生活しなくても仕事が務まる”ことは、現役の委員自身が既に証明しているわけです。

■今、本当に優先すべきことは何か
私の主張は、以下。

①オンライン会議の導入
②一回10分で終わる会議の在り方の見直し
③中立・公平な人材の起用

報酬を上げるよりも、多くの区民が納得できる「透明性」と「公正性」を確保する仕組みを整えることが最優先です。

 

今日の議会終了後、「新委員の選挙のため推薦人を明日までに報告しろ」と。午後の予定を全キャンセルし、都心部にいる「適任者」さんたちに相談周りです。

 

令和の玲!しもだ玲です。

 

 

昨晩は、江戸時代から続く、練馬区関町地区の本立寺の御会式に参加しました。

 

わが子と一緒に付いてきたのは、子どもの習い事のお友達家族、幼稚園つながりのご家族まで。大勢での万灯行列は最高の幸せでした。


道中や境内では、子どもたちの可愛い声が重なり、まるで「キッズ合唱団 in 江戸タイムスリップ」的な光景にギャラリーも可愛いと声をかけてくれていました。

 

さらに場を盛り上げてくださったのは、江古田を拠点に活動されている太鼓の会・輝鼓會さんも参戦!太鼓の響きが夜気まで震わせ、御会式に一気に“ライブ感”を添えてくださいました。

 

子どもたちのテンションは最高潮。「チョイ・ヤッサー!」の掛け声が響き渡り、伝統と活気が混ざり合う不思議な時間に。

 

日蓮聖人の教えを偲ぶ厳かな法要の裏で、私はこっそり
「来年も、再来年も、子どもたちと一緒に参加できますように」と祈願していました。

 

気づけば、これまでで一番“胸に響く”御会式。


伝統行事に子どもたちの笑顔と声が重なると、こんなにも豊かな時間になるのだと実感した夜でした。