
虚空蔵菩薩とは
梵名ではアーカーシャガルバといい、虚空孕菩薩とも訳される。胎蔵曼茶羅の中では西方の虚空蔵院、東方の釈迦院に住している。又、金剛界曼茶羅の中では南方、宝生如来の四苦菩薩の一体である金剛宝菩薩が虚空蔵菩薩である。一般の方も虚空蔵菩薩という名前ぐらいは聞いたことがあると思います。
虚空蔵菩薩にはさまざまな形像がある。一般的に多く見られるのは右手に宝剣を執り、左掌に蓮台を持ち、その上に宝珠を載せているものと、左手に宝珠を載せた蓮華を持ち、右手は全ての願いをかなえるという与願印を結んでいる。
『ご利益』
一心に拝んだならば、自身の頭脳が虚空の蔵のようになり、一度聴いた事や教えを受けた事を忘れなくなると言われている。又、虚空の蔵にはあらゆる財宝が収納されているため、金運上昇等、増益・福徳によく用いられる。五大虚空蔵菩薩はさらにそれらの願意のほか、息災や天変地異を抑えると言われている。それらの天変を虚空の蔵に入れてしまい?災厄を消し去ると信じられている。又、星との関係が深い仏でもあるためを寿命長遠や延命にも験がある。
【虚空蔵菩薩の真言】
虚空蔵菩薩の真言としては大きく二種類、五大虚空蔵菩薩の真言としては総咒が一種類用いられる。先ず通常用いられるものは
『オン・バサラアラタナ・カン』である。
またもう一種は、
『ナモアキャシャゲルバヤ・オン・アリキャ・マリボリ・ソワカ』である。