~ArrivederLa~

あなたといる永遠など描けなくて

いつか二人で夢みたあの日にはもう

戻ることさえ叶わない

好きになりすぎるのがこんなにも恐いなんて

あの頃の二人はわからなかった

むさぼるように抱きしめあい

心ごとあなたを抱きしめた

それでも桜の花びらのように散りゆく恋
どれだけキレイでも二人は散ってしまった

わずかなすれ違いから始まり・・・

振り切ったあなたの言葉

孤独のかけらを拾い集めて

二人の想い出を思い出に塗り替えていく
こんなにも胸が苦しいのに素直になれなかった


僕はキミのために何ができたのだろう

許し合う愛を育てることはできなかったね
 
違うよね?できなかったんじゃなくて

僕たちは僕たちから逃げ出しただけなんだ

キミと見た永遠は幻だった

でも愛し合った時間は本物だと信じていたい

だから僕は今でもキミを・・・


もう二度と触れ合うことはできないけど
キミと過ごした時間を忘れないから

最後まで強がりな二人だったけど

もうサヨナラ サヨナラなんだ



あなたの孤独に気づいていたから

ずっと不安だったんだよ

あなたがいつもどこか悲しそうだったから

綻び落ちてゆく愛ほど切なくて

儚いものはない・・・

疑って疑って自信さえなくして

危うい恋だった 情熱は確かな手応えがあったのに

一緒に眠る時 甘えてくるあなたがすごく愛しくて

あなただけは失いたくないって深く想ったんだ



でも僕たちはお互いの繋いだ手を離してしまったね・・・

最後まであなたを信じることができなかった すごく不安で恐くて・・・



一緒にいてつらいことばかりじゃなかったけど

あなたはいつもどこか遠くて
淋しいときもあったんだ



キミのそばにいればいるほど

僕はその幸せを失うが恐くて恐くてしかたがなかったんだ


僕は臆病だったね・・・


あなただけじゃないよ
私もあなたにたいして臆病だった

変な所もお揃いだね・・・


二人にとって何が足りなかった?

手探りの愛だったね
キミもほんとは気づいていたでしょ?

このままじゃまるで迷宮の中にいるようだって・・・


傷つけあうために出逢ったわけじゃないのに

どうしてだろうね

私たちはすれ違ってばかりだったね

もっと素直に寄り添えばよかったよ

もしかしたらとかばかり考えるんじゃなくて疑うんじゃなくて・・・


いつかまた違う二人で出逢えるかな?


どこかでキミと偶然すれ違った時は

笑顔でキミの後ろ姿をみおくってあげたいそう思うんだ


戻ることはできないけど
それでもキミを願っている

触れることはもうできないけど
あなたをまだ求めている


離れてからお互いに大切な存在だったて気づくなんて あとの物語だね


サヨナラ サヨナラ サヨナラ

そっと心の中でつぶやくんだ

二人が二人を歩き始めるために

道がたとえ違ったとしても

だから
サヨナラ サヨナラ サヨナラ


愛してたよ 愛してるよ

壊れそうなほどに・・・

狂おしいほどに・・・


切なく儚く愛しているよ

でもね サヨナラ サヨナラ サヨナラ

静かにつぶやくんだ