三濱「はっはっは。いやー、参った参った」
京介「またなんかやらかしたのか」
三濱「そうだな。コロナってた」
京介「それはまた……」
三濱「とは言え、この火曜から職場復帰はしているがな」
京介「でだ。症状は？」
三濱「うーん。熱はない。病院で37.9が出たくらいか」
京介「噂の通り、熱はそんなにでないんだな」
三濱「だからさぁ、最初ほんまにわからなくて」
京介「どんな感じに？」
三濱「今思えばおかしかったのは先週の火曜。頭が少しぽやーとしていて、腰から足先にかけてのびりびり。セルフで検索かけたら、座骨神経痛って奴か？だから、コロナと繋がらなくてさ」
京介「ふむふむ」
三濱「で、翌日。頭の違和感と左太股、右膝関節の痛みか」
京介「……よくコロナと自己判断したな」
三濱「流石に三日目、いつも食べてる量が食えなくなったらな。それでもまだ風邪の一種かなとはどこかしら思っててな」
京介「そうしか聞こえないよなぁ」
三濱「で、いやな予感がピリピリするから、自転車もまともにこげない脚でコロナの検査キット買ってさ？仕事行く前に検査したのよ。木曜日。いやぁ、笑ったわ」
京介「笑い事に聞こえないんだが？」
三濱「いや、流石にさ、検査キットに試薬垂らして15分で検査結果でるからね？と書いてるのにさ、テスターラインに染み込んだら即真っ黒の線が出てくるんだもん。その間約十数秒」
京介「早くね？」
三濱「早すぎて絶望と笑いが同時に出たわ。それと、脚の痛みについても、別の線考えていたから、それも払拭できたし」
京介「……何考えてた？」
三濱「足の痛みに関しては過積載疑ってた。ほら、私120tあるし」
京介「単位！！」
三濱「ま、単位は冗談だが、数値はそれぐらいだった覚えだし」
京介「痩せろ」
三濱「毎日22000歩は仕事で歩いていると歩数カウント機能（スマホ）で出てるんで」
京介「わりと歩いていたのか」
三濱「歩数で絶望してたのが懐かしい」
京介「じゃあもっと運動だな」
三濱「……コロナの影響、まだ残ってる感じあるから、それ消えるまで許して」
京介「まだ何か残っていたのか」
三濱「咳というか、たんの絡まりがひでぇ」
京介「薬は？」
三濱「供給不足で貰えなかった。解熱と炎症軽減はもらったが、風邪の薬は処方されなかったからな」
京介「大流行だったのか」
三濱「らしいな。まぁ、今現在第九期だったか？流行ってるらしいからな。仕方あるまい」
京介「気をつけろよ？」
三濱「ところで」
京介「あん？」
三濱「私は何故ワクチン接種してないのに、死んでいないんだ？教えてくれ」
京介「知るかぁ！！」