マイルCS 考察
【カンパニー】
前走の天皇賞秋、パドックでは全体的な身体の張り、気合い乗り、すべての点で完璧に映りました
ただ、父がミラクルアドマイヤで母父がノーザンテーストですから、見栄えのしない個人まりした体型です
年齢を重ねるとガクっと急激に調子を落とすことは考えにくいですが、冬毛も出ている点は要注意
距離適性も根幹距離ではない1800ベストに思います
天皇賞秋では、前半が極端なスローでしたから脚を溜めることが出来ました
今回マイル戦で上手く前半脚を溜められるかが焦点になります
前半からなし崩し的に脚を使わされると、いままでのような詰めの甘い一面が出てしまいます
【キャプテントゥーレ】
明らかな小回り型
母父がトニービンになると、父系に入るトニービンとは真逆で小回りに適性のある馬が増えます
これは脚の使い所が難しい馬が多いからでしょう
皐月賞も朝日CCも直線が短いコースに加えて坂のある競馬
京都の外回りは決してプラスにはなりません
天皇賞秋のパドックでは、所謂「枯れた」という馬体ではありませんでした
枯れたというのは、馬体に幼さが消え古馬特有の薄さが強調されることです
ただ、僕の目には「しぼんだ」というように映りました
前脚(肩)の出がゴツゴツと重苦しく映りましたし、トモの運びにも硬さが視られました
冬場ですから急上昇は見込めず、苦しい競馬になると思います
【アブソリュート】
父タニノギムレットから新潟や京都のように平坦な直線は向きます
また、従兄弟がスクリーンヒーローですが、スクリーンヒーローも東京がベストな馬です
つまり、長く脚を持続出来るタイプなので直線は長い方がベター
母系にレッドゴッド(ナスルーラ)のクロスがあるので、時計が早くなると厳しくなりますが、中間の降雨からその心配はなさそう
あとは、鞍上の大舞台での勝負弱さだけが不安
【フィフスペトル】
父キングカメハメハは、身体の伸びがない産駒が多く硬い歩様(フォーム)が特徴で、3コーナーから助走の付けられる京都外回りはプラス
母系はかなりの多重クロスで、これがより硬さを出しています
中山や阪神よりも京都向きは明白ですし、時計のかかる馬場もマイナスにはならないでしょう
当日のパドックで、前脚がスムーズに出ているようなら買いたいです
ただ、鞍上ルメールで穴人気し過ぎるようだと美味しくはないですね
【エヴァズリクエスト】
いまのところ、僕の中では最も妙味がある馬に思います
オールウェザー、硬い馬場、柔らかい馬場とすべてである程度の実績を残していて順応性が非常に高い馬です
また、前々走はトルコ、前走はイタリアと輸送に関してもかなりタフな馬です
父ソヴィエトスターは日本でも馴染みのある血統でヌレイエフ系ですから、ある程度のスピード競馬にも対応出来ます
重場になれば尚良し
【サプレザ】
前走サンチャリオットSを快勝してのステップで、その前走は今年の1000ギニーの勝ち馬ガナーティに勝ったものだけに価値があります
まだまだデビューから日が浅く、経験値という部分には不安がありますが、逆に言えば上積みも見込めます
父はミスタープロスペクターの直仔でサドラーズウェルズも入っています
日本のスピード競馬に対応しつつ、長い直線で最後まで脚を使うスタミナも持ち合わせています
鞍上が京都でうるさいペリエなのも好材料ですね