惹かれ揺れる心
あの日以来、
あたしは 何かが怖くて彼を避けていた。
先に進むことが 自分の気持ちに歯止めがかからなくなりそうで怖くて
気持ちに蓋をしようとしていたんだと思う。
けれど避ければ避けるほど出くわしちゃうもので
タイミング悪く誰もいない倉庫でバッタリ コウと会っ てしまった。
用事を済ませ倉庫を出ようとするすれ違いざまにコウが入ってきた。
急いで逃げようとするあたしの手を掴み
「待ってくれ」と言って あたしを引き寄せた。
「・・・・・・・・」
2人とも黙り込んで じっと互いの目を見詰めた。
コウ 「俺ね 週1でバスケしてるんだ。いつも1人で行くんだけど
明日よかったら一緒に行かないか?」
レイ 「分かんない・・。」
コウ 「・・・・無理にとは言わないけど 時間があれば連絡して。迎えに行くから。」
そう言って、
コウはあたしの頭を撫で 部署へと戻った。
そこで きっぱり断ることは出来たはずなのに。
頭じゃ分かってるんだけど なぜか歯切れがわるくて
彼の誘いをほぼ受け入れてしまった。
突き放さなきゃいけないのに。
悔しさ入り混じりながら 確実に揺れてるあたしがいた・・。
あたしは 何かが怖くて彼を避けていた。
先に進むことが 自分の気持ちに歯止めがかからなくなりそうで怖くて
気持ちに蓋をしようとしていたんだと思う。
けれど避ければ避けるほど出くわしちゃうもので
タイミング悪く誰もいない倉庫でバッタリ コウと会っ てしまった。
用事を済ませ倉庫を出ようとするすれ違いざまにコウが入ってきた。
急いで逃げようとするあたしの手を掴み
「待ってくれ」と言って あたしを引き寄せた。
「・・・・・・・・」
2人とも黙り込んで じっと互いの目を見詰めた。
コウ 「俺ね 週1でバスケしてるんだ。いつも1人で行くんだけど
明日よかったら一緒に行かないか?」
レイ 「分かんない・・。」
コウ 「・・・・無理にとは言わないけど 時間があれば連絡して。迎えに行くから。」
そう言って、
コウはあたしの頭を撫で 部署へと戻った。
そこで きっぱり断ることは出来たはずなのに。
頭じゃ分かってるんだけど なぜか歯切れがわるくて
彼の誘いをほぼ受け入れてしまった。
突き放さなきゃいけないのに。
悔しさ入り混じりながら 確実に揺れてるあたしがいた・・。
キッカケは彼から
その日、
コウとは色んな話をした。
彼はとりとめのないあたしの話を 頷き耳を傾けてくれる。
そんな聞き上手な彼に いつの間にか甘えてしまったのか、
みるみる距離が縮まっていったのを覚えてる。
"このままじゃキリがないな・・"
時計は3時をまわっていたので 帰ろうと店を出た。
レイ 「タクシーで帰ろうかな。」
コウ 「じゃ俺見送るよ。」
そう言い 近くのタクシー乗り場まで2人で歩く。
けれど 目の前にタクシーがとまってるのにコウは止まろうとしない。
不思議に思いながら歩いていると
最近出来たばかりのイルミネーションが評判のビルを通りかかった。
立ち止まって眺めていると、
前を歩いていた彼が突然振り返り あたしを抱き締めた。
「・・・・・・・・・・・!」
びっくりして固まるあたし。
振りほどきたくても力が入らなくて震えてしまう・・。
更にあたしを抱き締める腕に力が入る彼。
状況が飲み込めるんだけど 頭はパニクッてて、
何か言いたいんだけど言葉が出なくて、
頭が真っ白になって・・
思わず 彼を精一杯振りほどき
通りかかったタクシーを呼び止め 一人バタバタと帰ってしまった。
車内で冷静になろうと必死だったんだけどいつの間にか家路について、
もぅ寝る時間なのになかなか寝付けなかった。
"明日 どんな顔すればいいんだろう・・"
ただそればかり 考えていたのを覚えてる・・・。
コウとは色んな話をした。
彼はとりとめのないあたしの話を 頷き耳を傾けてくれる。
そんな聞き上手な彼に いつの間にか甘えてしまったのか、
みるみる距離が縮まっていったのを覚えてる。
"このままじゃキリがないな・・"
時計は3時をまわっていたので 帰ろうと店を出た。
レイ 「タクシーで帰ろうかな。」
コウ 「じゃ俺見送るよ。」
そう言い 近くのタクシー乗り場まで2人で歩く。
けれど 目の前にタクシーがとまってるのにコウは止まろうとしない。
不思議に思いながら歩いていると
最近出来たばかりのイルミネーションが評判のビルを通りかかった。
立ち止まって眺めていると、
前を歩いていた彼が突然振り返り あたしを抱き締めた。
「・・・・・・・・・・・!」
びっくりして固まるあたし。
振りほどきたくても力が入らなくて震えてしまう・・。
更にあたしを抱き締める腕に力が入る彼。
状況が飲み込めるんだけど 頭はパニクッてて、
何か言いたいんだけど言葉が出なくて、
頭が真っ白になって・・
思わず 彼を精一杯振りほどき
通りかかったタクシーを呼び止め 一人バタバタと帰ってしまった。
車内で冷静になろうと必死だったんだけどいつの間にか家路について、
もぅ寝る時間なのになかなか寝付けなかった。
"明日 どんな顔すればいいんだろう・・"
ただそればかり 考えていたのを覚えてる・・・。
二人の距離
確実に コウと距離が縮まる毎日。
けど、
仲良くなって気楽に話せるだけの男性と、
元々の自分のタイプの異性って 違うもの。
でも、
そんな "区別" って
あることを堺にどーでもよくなるから 男と女って面白い..。
数日間 コウを見かけない日が続いた。
実は ちゃっかり元々片思いしていた男性ばかり目で追っていたから、
コウの姿を見かけなくなったことに気付いたのは だいぶ後のことだった(^^;
風邪でもひいたのかしら?と思い コウの同僚に尋ねてみると、
彼は関西に出張したとのこと。
それを聞いたあたし すごく身勝手で不思議なもので、
"あんなに仲良くしてたのに 出張行くの教えてくれたっていいじゃん"
と 正直少しムカついた。
さっそくコウの同僚に彼の携帯を聞き、
夜 かけてみることにした。
レイ 「元気ですか?突然長期で出張行ってたからびっくりしましたよー。
何も言わずに行くの 少しヒドくないですか~?あんなに仲良しだったのに(笑)」
コウ 「ごめんね。出張の準備に終われてバタバタしてて。
レイちゃんの恋愛相談も続きがあるし 俺が帰って来たらメシでも行かない?」
この時点であたしは会話の流れからして、
あたしが片思いしている彼を(彼と仲良しの)コウが連れてきてくれるのだと勝手に思い
とても楽しみにしていた。
実際は 期待がハズれて2人っきりで食事することになったんだけどね。
結局、
その日 帰ったのは4時だったかな?
次回に
情景が伝わるよーに事細かに書くから 待っててね。
けど、
仲良くなって気楽に話せるだけの男性と、
元々の自分のタイプの異性って 違うもの。
でも、
そんな "区別" って
あることを堺にどーでもよくなるから 男と女って面白い..。
数日間 コウを見かけない日が続いた。
実は ちゃっかり元々片思いしていた男性ばかり目で追っていたから、
コウの姿を見かけなくなったことに気付いたのは だいぶ後のことだった(^^;
風邪でもひいたのかしら?と思い コウの同僚に尋ねてみると、
彼は関西に出張したとのこと。
それを聞いたあたし すごく身勝手で不思議なもので、
"あんなに仲良くしてたのに 出張行くの教えてくれたっていいじゃん"
と 正直少しムカついた。
さっそくコウの同僚に彼の携帯を聞き、
夜 かけてみることにした。
レイ 「元気ですか?突然長期で出張行ってたからびっくりしましたよー。
何も言わずに行くの 少しヒドくないですか~?あんなに仲良しだったのに(笑)」
コウ 「ごめんね。出張の準備に終われてバタバタしてて。
レイちゃんの恋愛相談も続きがあるし 俺が帰って来たらメシでも行かない?」
この時点であたしは会話の流れからして、
あたしが片思いしている彼を(彼と仲良しの)コウが連れてきてくれるのだと勝手に思い
とても楽しみにしていた。
実際は 期待がハズれて2人っきりで食事することになったんだけどね。
結局、
その日 帰ったのは4時だったかな?
次回に
情景が伝わるよーに事細かに書くから 待っててね。
既婚者との出会い
不思議なことに、
彼(コウ)とあたしが付き合い初めた理由は、
当時 半年くらい片思いしていた男性についての相談が
キッカケだった。
違う部署にいて毎日顔を合わす距離にいた
コウとあたし。
交わす言葉は増えていき、だんだん仲良しと言える同僚へ。
最初から思ってたんだけど、
コウとはフィーリングが合った。とっても。
別れた今でもハッキリ思い出せるあの感覚、
とにかく あたしと彼は "合った"。
いつでも 軽い挨拶時でも思ったし、大切な仕事の話の時もそう思った。
話をしてて 不意に陥るその感覚。
理屈じゃ説明できない第六感みたいなもの??
"引き寄せられる" と言ったほうが伝わるかな。
次第に 会話の節々に
「コウさんと話してると なんか合うっていうか落ち着くんですよねー」
というセリフを言うようになってった。
好奇心の強いあたしは、
その "ホッとする" 謎をもっと知りたかった。
今まで 男でも女でもそういう人っていなかったからね。
既婚者である彼に深入りしちゃいけない事は充分わかってたから、
彼には悪いんだけど その時はそれだけしか興味が無かった。
ただ 解明したかっただけ。
........
なのに、
後日 自らアクシデントを起こしてしまうなんて。
その時のバカに無邪気なあたしは 知る由も無かった..。
彼(コウ)とあたしが付き合い初めた理由は、
当時 半年くらい片思いしていた男性についての相談が
キッカケだった。
違う部署にいて毎日顔を合わす距離にいた
コウとあたし。
交わす言葉は増えていき、だんだん仲良しと言える同僚へ。
最初から思ってたんだけど、
コウとはフィーリングが合った。とっても。
別れた今でもハッキリ思い出せるあの感覚、
とにかく あたしと彼は "合った"。
いつでも 軽い挨拶時でも思ったし、大切な仕事の話の時もそう思った。
話をしてて 不意に陥るその感覚。
理屈じゃ説明できない第六感みたいなもの??
"引き寄せられる" と言ったほうが伝わるかな。
次第に 会話の節々に
「コウさんと話してると なんか合うっていうか落ち着くんですよねー」
というセリフを言うようになってった。
好奇心の強いあたしは、
その "ホッとする" 謎をもっと知りたかった。
今まで 男でも女でもそういう人っていなかったからね。
既婚者である彼に深入りしちゃいけない事は充分わかってたから、
彼には悪いんだけど その時はそれだけしか興味が無かった。
ただ 解明したかっただけ。
........
なのに、
後日 自らアクシデントを起こしてしまうなんて。
その時のバカに無邪気なあたしは 知る由も無かった..。
