こんちゃ
意識が曖昧になり
自分が何を考えているのかがわからなくなる
ふと気づくと
自分の知り合いが周りにいた
その一人が俺を役立たずとののしる
俺はその言葉にキレ
いつもどおり
そいつの頭をはたいていた
「役立たずはひどいのではないのか?」
そんな怒りで周りが見えなくなる
どなり散らし
睨みつけ
手を挙げていた
知り合いは全員男だった
そいつは昔からあまり好きではない
むしろ嫌いなやつだった
「もうお前となんか口も聞かんし組まない」
と
組まないとはわからないが
一緒に何かをしないと言っているのだろう
「だからこいつの代わりに俺と誰か組んでくれ」
周りには40人近くの
知り合いがいた
いや
一人一人確認したわけではないが
40人の人がいた
その中で
顔も見たことない奴が
一人
黙って手を挙げた
それを見て
怒りがスッと消えていった
あれ?
俺は
こんなにも
こんなにも周りに誰もいなかったっけ
と
たったひとり
俺の味方をしてくれた
そいつを忘れてしまうほど
孤独感が心を独占していた
ふと
意識が覚醒していく
物事を把握できるようになっていた
なんだ
また夢か
そう
また
ただの夢なのである
またといっても
初めての夢だったのだが
こんな夢を見るなんて
病んでいるのかな
と
自分のことなのに
他人事のように鼻で笑ってみる
ふと
俺の味方をしてくれた
男を思い出してみる
やっぱり見たことない
ふと
夢であっても
俺は味方をしてくれたそいつを
無視して勝手に
一人孤独になっていた俺を思い出し
なぜたった一人の味方すら
なかったことにしてるんだろう
俺は
その大切な一かけらでさえ
大切にできないのかと
また
自分が嫌いになった
うん
夢の話なんだ
ごめん
そんじゃまたー