「僕は水木しげるロードに行かなければならない。」


そう思いたったのが3年程前だろうか。夏が来る度そう考えていた。

実は僕は無類の妖怪好きでいつか行ってみたい、と常々思っていたが鳥取という場所(もうほぼ島根だが)は京都からでも結構な距離があり、なかなか踏ん切りがつかなかった。

次第に僕の中に苛立ちと葛藤が生まれはじめた。

「お前は妖怪が好きなんじゃないのか?」「べとべとさんに会いたくないのか?」

もう1人の自分がそう僕に問いかける。


2010年、夏。

「僕は水木しげるロードに行かなければならない」

と、脅迫観念に駆られ遂に僕は電車で水木しげるロードに旅立った。


ちなみに鳥取の境港という場所に水木しげるロードは存在し、139体もの妖怪のブロンズ像が点在する。

水木しげるロードに降り立った僕は隣にいる同胞に呟いた。ツイートした。

「死にたい。この景色に囲まれて死にたい」と。

同胞は苦笑いをしていたが僕は結構真面目だった。

それくらい水木しげるロードは僕の心を鷲掴みにしたのだ。ハートキャッチとでもいおうか。

クオリティの高いブロンズ像やあちこちに描かれている妖怪の絵。

何よりも僕を感動させたのが名所を周り37箇所あるポイントでスタンプをもらう「妖怪スタンプラリー」
37個全部集めると賞状が貰え、それ以下だとシールが貰えるというのだ。

「37箇所巡らなければならない。シールで満足する俺じゃねぇ!」

僕は観光そっちのけでひたすらスタンプを集めることに徹した。

と、いうのも僕は大阪からほぼ始発に近い新幹線で岡山に向かいそれから電車で境港に来たのだが
やはり鳥取という場所は交通の便が悪く到着したのがお昼の12時。

賞状を受け取る場所が17時くらいで閉まるみたいだから残念ながらゆっくり観光という訳にはいかなくなったのだ。



そして本当に本当にギリギリで滑り込みで賞状をGETしたのである!!

もうその頃には京都に帰る段取りをしないといけない時間帯になったので僕は名残惜しみながら水木しげるロードを後にした。

出来れば1泊してゆっくり観光したかったが当時はかけもちの仕事をしていたので休みが取れなかった。




夏が来ると妖怪のこと水木しげるロードのことを考える。

また再び水木しげるロードを歩けますように(。-人-。)






ハイパーアシスタントの憂鬱

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べとべとさん(*´Д`*)ハァハァ/lァ/lァ