今は亡きあるライダーへ

$ハイパーアシスタントの憂鬱
2003 TelefonicaMovistarHonda RC211V 74号車 加藤大治朗 享年26歳


スタジオ撮影(画像は切抜きを想定して撮影したが、うーん...)の勉強をしようと思い立ち、さて何を撮影しよう?と思っていたらこのマシンがでてきた。


加藤大治朗選手は、将来が有望視されている中、鈴鹿サーキットで行われたMoto-GPでカシオトライアングルで転倒し、死亡した。と僕は聞いた。

当時、僕はその日友達と行く予定だったがバイトが入り行けず、友達からの電話で事態を知った。

まだ僕はレースに興味を持って間もなかったので正直、僕は加藤大治朗選手については当時よく知らなかった。

亡くなって初めて、追憶を捧げるファンを見てすごいライダーだったんだな、と認識した。


今日、このマシンを撮ってみて僕は少し悲しくなった。

彼の死から呪われたように日本の有力選手が亡くなっていってる。

レースは危険が付き物である、そしてそのスリルを観客は求めているのではないか、というのが僕の認識である。

だけど、ライダーの訃報を聞くと、何ともやりきれない気分になる。

彼の亡くなったコーナーに差し掛かると今日のレースの安全を強く願うこと、それが僕の日課のようなものである。


ハイパーアシスタントの憂鬱

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#74 Forever...