前回の続きを書く前に少し話しを遡って僕がごえもん風呂にお湯をえっさえっさ入れる話に戻ろう。

ごえもん風呂に入れる水はモデルさんが入る為、綺麗なものであるのが条件である。

その為、僕に課せられた課題は徒歩7、8分のところにある温泉からポリタンクでお湯を頂き、

風呂釜に入れるということだった。

ある程度のお湯をはれるまでは結構な量がいるがそこはハイパーアシスタント。

「おっけーす!やれます!」

いざ温泉へ。

店員の方に許可を頂き男湯へ。

ガラガラガラと扉を開く。

な、、なんと

そこには身体にお絵描きをした方達が3名いるではないか!

や、やくざさーーん!!(((゜д゜;)))

「し、ししししつれいししゃす!お、お湯を頂きにまいりやした!」

無言のやくざさん。恐る恐るお湯を汲む僕。

僕は、久々に全力で帰りたかった。

そんなやり取りを後、複数回やることになる。


で、ここでこの忌まわしい話を終わらせて話は前回の続きになる。

お猿さん登場!

僕がお猿さんの立ち位置に園長さんを誘導し

「園長さん、ここにお猿さんを立たせてもらいたいのですが大丈夫ですか!?」

園長さん「まかせろー、俺はよー猿と会話できるんだからよー」


この人に一生ついていきたいと思った。

しかしさすがにお猿さん。カメラお構いなく動き回る動き回る。

園長さんが「こらー○○!動くなというただろーがー!」と木を投げ、猿の意識をこっちに向かせようとするが猿はガン無視。

もはや動物愛護団体には見せられない光景がここ、日光にあった。


動き回る猿、大声で猿に怒鳴る園長さん、撮影をスタンバってるスタッフ、崖の上にある温泉から全裸+仁王立ちで僕らを見守る名も知らぬおじさん。

シュールな構図である。


長くなるので割愛しますが撮影は無事1日で終了し、2日目は帰るだけと大変だったけど面白い撮影でした。


ここだけの話ですがモデルさんはスタッフの友人で役者さんをやっている方にお願いしたのですが、
ギャラは友人特価ということもあるかもしれないが

お猿さんのほうが上である。




$ハイパーアシスタントの憂鬱-撤収ー