祈りのパワー＊ スペイン 聖なる巡礼地（新月に思ったこと）

こんにちは。
いつもブログをご覧下さり、ありがとうございます。

香港ローフードスクール（atelier amala)主宰　
みゆきです。
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ローフード、ヨガを取り入れ、
マインドの在り方を意識することで

女性が「幸せ体質」になり、
美しく、輝いて生きることを
サポートしています。

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昨日は新月。
今日もまだそのエネルギーは残っています。



新月はお願い事をするとよいらしいのですが、

同じ想いでも、「祈り」について

私の体験をもとにお話ししたいと思います。

ご興味のある方はどうぞ読み進め下さいませ。



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今年の初めに、バリ島へ行った際のお写真です。

神々の住む島。と呼ばれるだけあり、
至るところで、皆が祈りを捧げる風景を目にしました。


数年前に訪れた際にも、
ドライバーの耳に、
毎朝「祈りの花」が差してあったのが印象的でした。


スピリチュアリティーの高い場所として、
ローフードやヨガが盛んなのも頷けます。

私自身は子供の頃、土地柄か、

遊ぶところも、お寺さんや神社の広場が多く、
神聖なもの、空気の中で過ごす時間も日常の一部でした。

意識することなく、
神社やお寺さん、そこで手を合わす人たちのエネルギーに触れていたと思うのです。



学生時代に、その「祈りのエネルギー」の

偉大さを確信した出来事がありました。

それは、


大学時代に、スペイン留学していた時の事。

ある週末、クラスメイトに誘われ小旅行へ出かけました。

目指すは『サンティアーゴ・デ・コンポステーラ』

フランスやスペイン国内外から

星の数ほどの巡礼者たちが最後の巡礼地を目指し、
色々な思いや祈りを胸に、集まってくる聖なる地です。

寝台列車とは名ばかりの、

リクライニングも無いただの列車で向かい

8時間程、極寒の車内で一夜を過ごしました。

目の前の人とは、

膝が付き合うくらいの距離しかない座席。

私はスペインに到着し、

学校に通っていたわけですが、
暑さ（MAX４６℃でした）や、
異国の地の慣れない生活や緊張からか
ずっと体調が悪く、
食事もままならないのが数週間続く状態でした。



目的地へは電車でのお気楽移動とはいえ、

身体にはきつかったようで、
サンティアーゴ・デ・コンポステーラに

到着後すぐ、観光をするクラスメートとは別に、

ひとり修道院を訪ね、休みに行きました。

誰もいないシンと静寂な回廊を抜け通された、

昔修道女たちが使用していたであろう寝室。
そこで、しばし眠りについたのです。

眠りから覚め、動こうかと思えるほどになり、

向かった先は大聖堂。
巡礼者が求めている聖なる場所。

中に入ると、一本の大きな柱の前に、
皆が列をなしている光景が目に留まりました。



恥ずかしながら、興味本位で並び、
自分の番になってそれを目にして状況が掴めたのですが、
その柱は、皆が手を柱に当て、祈りをささげる場所の様でした。



よく見るとなんと、
その巡礼者たちが手を当てている
大理石のような柱の個所だけが、
えぐれているのです。



頑丈な大理石がえぐれるほどですから、
それだけ、時を重ね遥か昔から、

星の数ほどの人たちが様々な思いを抱え、

手を想いと共に重ねていたのでしょう。

ひたむきに長い道のりを進み、

道中、内観を繰り返した末に

やっと辿り着いたこの地。



初めは、私のような無信心者が、
皆の神聖なものに手を触れることがおこがましく、
ためらわれましたが、



どうしてもその物に触れてみたい気持ちが抑えがたく、
そっと触れさせて頂くことに。

不思議な事に、

この巡礼地に足を踏み入れた日から、
何かが落ちたかのように私の身体は軽く、
言葉にするのは難しいのですが、


すっかり人が変わったかのように、
エネルギーに変化があったのです。


この神秘体験をしてからというもの

神聖な祈りのエネルギーは、人を選ばず、

その場にいるものに平等に何かを与えてくれ、
計り知れないパワーがあるものだと感じています。







昨日の新月。

皆さんは何を思いましたか。

願望という名の執着を手放し

時に自分以外の存在を思い

祈りを捧げてみるのもいいかもしれません。







平和の心と愛を

世界中の皆が思い出しますように