春の記憶。花粉とともに...
花粉症の人は辛い時期になりました。
俺の花粉カップはまだ飽和量に達していないらしく
今年も全く問題ないよう。
この時期の記憶といえば...
高校を卒業し直ぐに友人と二人で免許合宿にいった事を思い出す。
そう、車の免許を合宿2週間ちょいで取っちゃおうというアレだ。
場所は日光。この時期の日光。もうお分かりだろう。
日光といえば杉。合宿場の近くも教習場の近くも杉並木があり
連日、杉の花粉を体内コップに溜めながらの合宿生活。
一緒に行った友人は翌年、コップが飽和量に達した。
合宿はとにかく楽しかった。
今市というイマイチな駅で降り迎えのバンに乗り込むと
そのまま山の中腹ほど、杉だらけで夜は街灯も無く
ホームシックになっても絶対に帰れない場所にある旅館風の
合宿場で降ろされた。
中は二階建てで14畳程度の食堂(畳で掘りごたつ)が1つ。
8畳程のリビング(畳)が1つ。
10畳程の寝室(畳で二段ベッドがぎっしり12個くらい)が1つ。
風呂、トイレ、キッチン?といった具合。
2階は出入り禁止となっており、大家さんが住んでいた。
免許を取るには修了検定と卒業検定をパスする必要がある。
どちらもマークシートの筆記試験があり教習場での技能以外に
合宿場での勉強も必要だった。
起床は7時で朝ごはんを食べ直ぐにバスに乗り込み教習場へ。
技能の授業と学科の授業を毎日朝から夕方まで繰り返す。
1日の授業が全て終了し合宿場に戻るのは17:30過ぎ。
そこからまず風呂に入るのだが、とても面白い制度がある。
先に入所した順に風呂に入れる長老システム。
入りたての新人は年齢に関係なく最後の脂の浮いた風呂。
そして最初に入れる最も合宿場にいる人物は長老と呼ばれ
全員の憧れの存在だった。
夕飯も同様、長老からご飯を盛り付け味噌汁をもらう。
圧倒的に有利な立場にいる存在になり、食後の優越感もピカイチだ。
合宿は車だけでなくバイクも一緒に入所できるところだった。
夕食後の会話はとても未来に満ち溢れた話題ばかりだった。
バイクの免許を取りに来たという16歳の少年は、
『俺、免許とったら旗持ちすんすよー』
意味が分からなかった。
聞くと暴走族の一番後ろで旗を持つ人という意味で、
なにやらナンバー2という存在との事。
パンチパーマで見るからにオッさんな28歳の茨城のオッさんは
『メンドリニナッダガラメンドーダシガッシクッツー』
意味が分からなかった。
聞くと免取り(免許取り消し)になったので面倒だから合宿に来た。
という意味でエアブラシでカスタムした今でいう痛車というものに
乗っていてイベントに出たいとの事だった。
他にも俺は刺された事があって傷があるんだよーといって
腹の傷をササッと見せてきたり(盲腸)、ポテチを片時も離さない
大きな男性がいたり...実に濃い面子が集まっていた。
そんな面子と共に横並びになった二段ベッドで消灯後に勉強...
もうお分かりだろう。横にカーテン風の布はあるものの、
両サイドからは話しかけられるし下からは音楽が漏れてるし
あっちこっちでイビキや寝言の雨アラレ。
二日目からは勉強を諦めその場を楽しむ事に徹していた。
やがてそこでの生活にも馴染み、夢を抱えた男達は去っていき
自分も長老になっている。
早風呂、早飯、テレビの見る位置やバスのポジション。
全てがVIP待遇でここは高級リゾートホテルかと錯覚するほどだ。
ちょうどカート・コバーンの死をニュースで知ったのも
この長老になっていた時だった。
あまりに長老の環境が心地良く俺は卒検の筆記88点で落ちた。
一緒に来た友人は宅建を本屋で買った一冊の本を半年見ただけで
あっさり受かってしまうほどの記憶力の持ち主なので、
高級リゾートホテルへ俺を置いて先に地元へ帰って行った。
一週間多く長老生活を味わい、次の代へ長老の席を譲り
自分も地元へと帰る事になった。
来た時の直ぐに引き返したい気分とは全く逆で
帰ってきてからは何とも虚しい気分だった。
花粉が舞うこの時期に思い出すちょっぴり切ないストーリー...
もしもう一度あの頃に戻れたら...
きっと合宿選ばないだろうなー笑。
See you.
[ライブ情報]
THE LOVEROCK VIOLENT
2015年4月19日(日) 目黒鹿鳴館
OPEN18:00 START18:30
ADV2,500円 DOOR3,000円 1D別
チケット予約はコチラ
[目黒鹿鳴館] 目黒区目黒1-5-17山﨑ビルB1F access
SHiFT
-EMERGENZA JAPAN2015 準決勝-
2015年5月10日(日) 渋谷eggman
OPEN17:00 START17:20
ADV2,500円 DOOR3,000円 1D別
◎SHiFT出演は17:50より
チケット予約はコチラから
[渋谷eggman] 渋谷区神南1-6-8 access
俺の花粉カップはまだ飽和量に達していないらしく
今年も全く問題ないよう。
この時期の記憶といえば...
高校を卒業し直ぐに友人と二人で免許合宿にいった事を思い出す。
そう、車の免許を合宿2週間ちょいで取っちゃおうというアレだ。
場所は日光。この時期の日光。もうお分かりだろう。
日光といえば杉。合宿場の近くも教習場の近くも杉並木があり
連日、杉の花粉を体内コップに溜めながらの合宿生活。
一緒に行った友人は翌年、コップが飽和量に達した。
合宿はとにかく楽しかった。
今市というイマイチな駅で降り迎えのバンに乗り込むと
そのまま山の中腹ほど、杉だらけで夜は街灯も無く
ホームシックになっても絶対に帰れない場所にある旅館風の
合宿場で降ろされた。
中は二階建てで14畳程度の食堂(畳で掘りごたつ)が1つ。
8畳程のリビング(畳)が1つ。
10畳程の寝室(畳で二段ベッドがぎっしり12個くらい)が1つ。
風呂、トイレ、キッチン?といった具合。
2階は出入り禁止となっており、大家さんが住んでいた。
免許を取るには修了検定と卒業検定をパスする必要がある。
どちらもマークシートの筆記試験があり教習場での技能以外に
合宿場での勉強も必要だった。
起床は7時で朝ごはんを食べ直ぐにバスに乗り込み教習場へ。
技能の授業と学科の授業を毎日朝から夕方まで繰り返す。
1日の授業が全て終了し合宿場に戻るのは17:30過ぎ。
そこからまず風呂に入るのだが、とても面白い制度がある。
先に入所した順に風呂に入れる長老システム。
入りたての新人は年齢に関係なく最後の脂の浮いた風呂。
そして最初に入れる最も合宿場にいる人物は長老と呼ばれ
全員の憧れの存在だった。
夕飯も同様、長老からご飯を盛り付け味噌汁をもらう。
圧倒的に有利な立場にいる存在になり、食後の優越感もピカイチだ。
合宿は車だけでなくバイクも一緒に入所できるところだった。
夕食後の会話はとても未来に満ち溢れた話題ばかりだった。
バイクの免許を取りに来たという16歳の少年は、
『俺、免許とったら旗持ちすんすよー』
意味が分からなかった。
聞くと暴走族の一番後ろで旗を持つ人という意味で、
なにやらナンバー2という存在との事。
パンチパーマで見るからにオッさんな28歳の茨城のオッさんは
『メンドリニナッダガラメンドーダシガッシクッツー』
意味が分からなかった。
聞くと免取り(免許取り消し)になったので面倒だから合宿に来た。
という意味でエアブラシでカスタムした今でいう痛車というものに
乗っていてイベントに出たいとの事だった。
他にも俺は刺された事があって傷があるんだよーといって
腹の傷をササッと見せてきたり(盲腸)、ポテチを片時も離さない
大きな男性がいたり...実に濃い面子が集まっていた。
そんな面子と共に横並びになった二段ベッドで消灯後に勉強...
もうお分かりだろう。横にカーテン風の布はあるものの、
両サイドからは話しかけられるし下からは音楽が漏れてるし
あっちこっちでイビキや寝言の雨アラレ。
二日目からは勉強を諦めその場を楽しむ事に徹していた。
やがてそこでの生活にも馴染み、夢を抱えた男達は去っていき
自分も長老になっている。
早風呂、早飯、テレビの見る位置やバスのポジション。
全てがVIP待遇でここは高級リゾートホテルかと錯覚するほどだ。
ちょうどカート・コバーンの死をニュースで知ったのも
この長老になっていた時だった。
あまりに長老の環境が心地良く俺は卒検の筆記88点で落ちた。
一緒に来た友人は宅建を本屋で買った一冊の本を半年見ただけで
あっさり受かってしまうほどの記憶力の持ち主なので、
高級リゾートホテルへ俺を置いて先に地元へ帰って行った。
一週間多く長老生活を味わい、次の代へ長老の席を譲り
自分も地元へと帰る事になった。
来た時の直ぐに引き返したい気分とは全く逆で
帰ってきてからは何とも虚しい気分だった。
花粉が舞うこの時期に思い出すちょっぴり切ないストーリー...
もしもう一度あの頃に戻れたら...
きっと合宿選ばないだろうなー笑。
See you.
[ライブ情報]
THE LOVEROCK VIOLENT
2015年4月19日(日) 目黒鹿鳴館
OPEN18:00 START18:30
ADV2,500円 DOOR3,000円 1D別
チケット予約はコチラ
[目黒鹿鳴館] 目黒区目黒1-5-17山﨑ビルB1F access
SHiFT
-EMERGENZA JAPAN2015 準決勝-
2015年5月10日(日) 渋谷eggman
OPEN17:00 START17:20
ADV2,500円 DOOR3,000円 1D別
◎SHiFT出演は17:50より
チケット予約はコチラから
[渋谷eggman] 渋谷区神南1-6-8 access