無情の雨 | 途上

途上

わからないまま、生きてゆく。

 

 

 

 

この3日間、断続的に雨です。

日に日に、雨が強まっています。

 

 

地震に襲われた遠い地に思いがゆきます。

壊れた家屋、散乱した屋内外や、続く余震

暗澹としたきもちに追い打ちをかける雨。

 

被災地にとって、無情の雨です。

 

 

その昔、阪神淡路大震災で被災してから

特に深く考えたりした訳でもないのに

現在まで続いている習慣があります。

 

・寝る時に、いわゆる寝間着は着ない

・小銭や小額紙幣の現金を常に保管する

・箪笥や食器棚は持たない

 

地震対策は、その世帯ごとに違うと思います。

完璧というのはあり得ないですし

自分(たち)が後悔しないように

というのが、目安でしょうか。

 

わたしの在宅率は平均を大きく上回りますが

それでも地震に遭うときに

家にいるとは限りません。

出先の地震対策については運任せです。

 

自宅にある背丈のある家具は飾り棚が1つだけです。

120cmです。

この棚のそばにいるのは

多分、24時間のうちの数分以下ですので

これは処分していません。

通算すれば、この棚のそばにいる時間割合よりも

例えば、道端のブロック塀とか、商品が並ぶ店舗とか

自宅よりも危険性が高いところにいる時間割合のほうが大きいです。

 

 

早朝、雨に打たれているバラの花をカットしました。

 

そのうちの一部を部屋に連れてきました。

 

品種は「ヘブン・オン・アース」

「この世の楽園」です。