ママ氏に借りてたテーブルクロスにコーヒーをこぼしてシミにしてしまいました。
洗濯してから返そうとしたらダンナ氏に「プロに任せた方がいい(お前は余計なことをするな)」と止められ(やつはわたしの洗濯スキルを全面的に信用していないのだw )、しかたなくそのまま返却したところ、「え?シミ?見ても全然わからないけど」とそのまま棚にしまおうとしたママ氏。
 
やめろ! 頼む!落ちる落ちないは別として、頼むから洗ってくれ!!!wwww
 
 
 
 
 
というアレで。
ごきげんよう、もじぞうです。
 
 
突然ですが、先の入門クラスに芬人男性と結婚(もしくは交際)している女性がおりまして。ラインナップとしては
・瑞西人
・英人
・露人
・日本人 わたしだ
なんですが、そのうち瑞さんと英さんいわく、「彼は芬語を教えることに関しては狂っている」とのこと。
 
彼女らにとって一番身近な 練習台 ネイティブはパートナーさんな訳ですが、彼らはまだまだフィンランド語学習を始めたばかりの彼女のほんのささいな活用の間違いや発音のあれこれなどを厳しく指摘し、かなり口うるさく指導してくる、らしい。というか教えるんじゃなく、説明なし&頭ごなしに正解だけ押しつけてくるそうな。あまりにも言い方がきついので、結果「そんな言い方しなくてもいいじゃん!」的な口論に、かなり頻繁に発展する…らしい。
それでも彼女らは負けん気が強いので、間違いを指摘されたり疑問がわいたりすれば「何で? ねえ何でここはそういう活用になるの?こういう場合はどうなるの?何で?」と食い下がり、プロの教師じゃないパートナーさんは当然うまく説明できず「もうきみとは芬語で話さない!」と言い出し、無責任なこと言うな!とまたけんかになる、らしい。
 
…いやさ。
間違いを指摘するところまではいい。でも文法的に詳しく教え(られ)ないのなら、間違っていることを必要以上に厳しく追求しちゃダメだと思うのよね。指摘だけなら誰でもできる。学習者が欲しいのは、自分はなぜ・どういう間違いをしたのかっていう、次に活かせる正しい知識だと思うからね。頭ごなしに「絶対違う!直せ!」じゃなく、「きみは今ここの文法を間違えたんだけど、僕はうまく説明できないから明日先生に聞いてみて」とか、言い方はいろいろあると思うんだよ
 
残る露さんに関しては、一度オンライン授業で彼女と二人で組んで課題をやった際、彼女の後ろで旦那さんが「これはこういう意味だから、こういう時に使うんだよ」「そういうときはこっち」などと非常に穏やかに教えていたので、彼女のところはそこまでスパルタな言語交換にはなっていないもよう。彼女自身、先の二人と違ってやわらかくおっとりしてるタイプだしな。先の二人はガンガンしゃきしゃきしている(強い)
 
 
気になる我が家ですが、我がダンナ氏は幸か不幸かヨメの芬語学習には大して関心を持っていないため、そもそもあまり積極的に言語交換はしていない状況です。聞けば答えてくれる感じ。
ちなみに、あまりにもわたしがおかしなことを言い出さない限り、そして意味が通じる限りは「まず自発的にしゃべらせる」スタンスらしいです。なのでわたしがどんなにたどたどしく話してても、途中でチャチャ入れずにちゃんと言い終わるまで待ってるしね。そして最初から「自分はネイティブってだけでプロではないから」「ネイティブは、ちゃんと勉強した人みたいに理屈で理解してるわけじゃなくて感覚で使ってるだけだから、説明を求められると難しい」「ちゃんと知りたければ先生に聞いた方がいい」という姿勢。まあ芬語で先生に聞けるようならハナからダンナ氏には聞いてないんですが←言い方 そもそも学習者の「Miksi?(どうして?)」に対する単なるネイティブの「Siksi.(どうしても)」は、芬語も日本語も一緒だしなw わたしもダンナ氏の日本語についての質問にしばしば「どうしてもだ」「説明はできかねるが、ネイティブ的にはそういうことになっている」と答えているので、正直おたがいさまというか。教える知識を持ったプロではないので、変に知ったかぶりして間違ったこと教えるよりはいいかなと。
 
ちなみにわざと間違えた文章をいくつか言ってみた後に、「…という感じで間違えてたら厳しく直したくなる?」と聞いてみたところ、「いやあ、別に。ああ間違ってるなとは思うけど」とのこと。確かにその言葉どおり、わたしが何か間違ったことを言っても「そこはこうね」とほんのり直すだけだし、「文法的に間違ってても意味は通じる?」と聞けば「まあ大体」。せいぜい、わたしの発音や音読練習がアレすぎるとおもしろがって繰り返し練習させたりする程度 でもまあそれはわたしもやつの日本語練習で同じことをするのでおあいこだ。 なので、先のふたりのクラスメイトのところのように異様に熱心ではないかわり、最終的に険悪な雰囲気にならないのは非常にありがたいなと。そんなことになったらわたしのやる気が完璧に削がれるので
 
 
学校もスパルタ式です。
移民の統合を迅速に進めるための集中コースだから当然なんだけど、進みも速いし、週5の8~14時まで詰め込む詰め込む。まあそのうち1時間半くらい休憩時間だけども。新しい課題を学んだらちょっと演習、そしてすぐ次の課題に移ってしまうので、新しいことが頭に定着しにくいタイプの人 例えばわたし はだいぶ苦戦します。「今説明を受けたばかりのこと」は逆にほとんど記憶に残っていないタイプなので、演習しろったってできるわけがない。そもそも先生が言ってること半分くらいしか理解できてないし。帰宅後にまたあらためて自分なりにかみくだく復習の時間が必須なのだよ
全生徒対象の中間・期末アンケートでも「授業の進みが速くて大変」っていう意見は毎回どのレベルでも出るらしいけど、確実に授業についていけてないなと担任が判断した場合は遅いクラスに編入できるし、コースが終わり総合成績をみたときに、これは次のレベルでやっていくのは厳しいだろうなとなれば、もう一度同コースやり直しを命じられるので、ついていけなければついていけなかったで救済策がないわけではないです。問題は、ぎりぎりついていけてる感のある、わたしみたいなタイプ。本人的にはすごい息切れしてるにも関わらずテスト結果は別にそこまで悪くないので、なんとなーく次のクラスに進級できちゃうっていう…。そしてノンストップ動悸息切れ…
 
 
ちなみに入門コースから初級コースに進級した当初、担任のひとりが新しいテーマについてろくに説明もしないうえ、生徒があまりにも「わからない!どうして?なんでこれは間違いなの?」と食い下がると、「わかったわかった、じゃああなたの正解はそれでいいから」と放り投げるというダメな教育者の典型みたいな人だったからか、どうして自分はこんなにできないのかと、毎日の授業がかなり苦痛でした。が。
幸いもうひとりの担任がすごく教育熱心でしっかりていねいに指導してくれるうえ、生徒のやる気を引き出すのがとても上手な先生なので、今は勉強していて大変だけど楽しいし、自分のできなさ加減に落ち込むこともなくなりました。先生の存在って大きいんだなあと齢○歳にして再確認。笑 まあ出来不出来でいったら不出来な方なのに違いはありませんが、それでも学習が苦痛じゃないのは幸せなことです。
 
 

ところで、この木曜日金曜日と一日の最後の授業は少人数グループで校内を歩き回るスタンプラリー形式の授業でして。ぎっくり腰でずっと座ってるのしんどかったら正直助かった。ありがとう先生( ´ ω ` )

 

これが非常に楽しくてですね!!!

 

グループで協力して書く問題、話す問題、歌う問題、体を動かす問題なんかをやったので、メンバーとは今まで以上に仲良くなれたしね。

さいわいなことにどちらの時間も、一番は狙っていない&純粋にグループワークを楽しめる&ギスギスしてないメンバーに恵まれたので、非常によかったです。

特に金曜日のメンバーは、スタンプラリーとはまったく関係ない教室に凸して別クラスの授業を妨害したり(ヒントの教室番号が間違っていたため。凸したクラスも突然の闖入者たちを比較的好意的に鼻で笑いながら見てたのでよしとする。笑)、全員で先生への音声メッセージで遠吠えしたりと、なかなかエキサイティングでございました。何やってんだw

 
 
ずっとこんな楽しい時間が続けばいいなと思うけど、みんな大好きステキ先生の授業はあと少しでおしまい(先生夏休みのため)。そのあとは総スカン先生が戻ってくる&緊張の職場体験が待っているので、正直かなり気が重いです。笑
 
でも、知識は死ぬまで使うものだから、死ぬまで勉強しないと、です。そしてせっかく勉強するなら、できるだけ楽しんでいかないとね。
そして姪っ子(小5)&文通している従兄弟のお嬢さん(小6)には、最低でも英語は話せるようになっておけとしつこいくらいに伝えていこうと思います。笑

 
この時期は虫刺されがひどいので、あんまり外でリラックスできない!なフィンランド情報はこちらから!

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