Strange Times | Born of Frustration

Born of Frustration

ブログの説明を入力します。



Artist: The Chameleons
Album: Strange Times
Year: 1986
Genre: Post-Punk, Dream Pop, Neo-Psychedelia


イギリスのポストパンクバンドThe Chameleonsの3枚目のアルバム。これは今年出たリマスター盤のジャケです。色合いやイラストが少し変更されてます。The Chameleonsが80年代にリリースした3枚はどれも傑作だけど自分的には1stと2ndに比べてこの3rdは魅力の面で劣る印象があったけどリマスター盤を聴いて考えが変わりました。以前持ってた旧盤より遥かに音がクリアになって叙情的なギターやスケールの大きい曲構成が引き立ってます。1stと2ndはポストパンクから派生したゴシックロックやドリームポップの名作だけど、「Strange Times」はポストパンクというよりネオサイケやプログレを含むジャンルレスなロックに進化しています。Mark Burgessのボーカルは初期の荒っぽさが無くなり滑らかにメランコリックで幅の広いメロディーを歌い上げています。このアルバムはCautionとSoul in Isolationが7分を越えていてSwamp Thingなども5分を越えているので、それに見合った楽曲構成の複雑さも特徴です。アルバムとしてトータルのアート性も魅力だけど特にSoul in IsolationとSwamp Thingのスケール感は素晴らしいです。カバーアートがプログレっぽいと昔から感じていて、この2曲のプログレ性にはピッタリ合ったイラストです。Swamp Thingは80年代に生まれた最もドラマティックで深みのあるポストパンク曲だと思います。オープニングのMad Jackが明るいのでアルバム全体も前作までより明るい印象があるけど、それは音楽性の幅が広がったことで明るい方向にも広がったということ。ちゃんと彼ららしいダークさや幻想的な部分も残されています。