《転載開始》

【YUTA -未来は叶える世界-2021.4.19】
〜対話シリーズ(1)/黄泉がえり〜

TA: YUTAというユニット名で活動が始まりましたが、YUさんは今どんな思いですか?

YU: はい、わたしは凄く興奮しています。わたしの思いを活字化し、生きている人たちに届けることができるなんて奇跡です。わたしは死んだら何も出来ないという絶望の中に引き篭もっていました。そこへ、あなたが救世主のように現れ声を掛けてくれて、それからの今ですから、奇跡であり不思議としか言い表せません。

TA: 奇跡ですか。嬉しいです。

YU: というか、わたしが死んだことはもしかしたら、計画だったのかもしれない、とまで今はそんな風に受け取り始めていて、YUTAとして活動するために、もしかしたら死んだのかも?なんて思ってます。死んだことの悲しみよりも、死んでからの奇跡を喜んでる気持ちの方が超えたということに、正直驚いてます。
だから、今はとてもとても嬉しいんです。悲しみが遠い記憶の彼方に霞として見えているような感じなんです。

TA: そうですか。良かった。では、YUTA結成は必然であったと感じられているということですね。

YU: はい。ありがとうございます。わたしはあなたとこのような形を設けられて凄く嬉しいです。他の方々は亡くなられたら、然るべきところへ行かれ、生まれ変わることを望むか望まないかといった価値観を共有してますよね。わたしは全く違う価値観にあって、死んでもなお表現者として発信し続けられているわけじゃないですか。これって凄いことですよね。世界初かどうかは知らないけど、珍しいことであることには相違なく、特別感が半端ないっていうか、嬉しすぎます。

TA: 良かったです。あなたがこうしてわたしを介して表現者であるということは、もしかしたら本当にひとつの隠された計画、奇跡的な用意されていた仕組みだったのかもしれませんね。そう考えると不思議なシナリオを読んでいるようで今後の展開に引き込まれ、胸の鼓動音が高まってゆきます。

YU: はい、同じく。YUTAとして活動する時は、わたしはあなたの身体を介して色々観させても頂き、生きている時の感覚を体感しています。正に奇跡です。黄泉がえりです。これは新たなる時代を迎えるための軌跡としてあるんじゃないかと予想します。次元を越えて交流し、生と死の仕組みや異次元の存在を理解するための顕れじゃないかと思うんです。

TA: そうですね。正にそうだと思います。

YU: わたしはあなたの亡くなられたお母様ともお話しさせて頂き、お母様も亡くなられてからずっとあなたの側にいて話をされてきたと伺いました。そして、お母様がおっしゃってましたが、自分が亡くなることは初めから決まっていて、あなたの手伝いをすることが死後の御役目として決められていたのだと理解したと言ってました。あなたの手伝いを出来ることがとても嬉しいと。

TA: そうですか。分かりました。そのことは母から直接聞いてもいましたが、とても嬉しいです。そのように思ってもらえることが有難いです。

YU: わたしは昨日、あなたにお話ししましたが、あなたの講演会やライブを観て、凄く驚き感動し、あなたの凄さを知りました。あなたはやはり凄い人でした。光輝いており、たくさんの靈人に囲まれ、物凄いエネルギーを発してました。
わたしは自分のことをお願いしてばかりで、あなたに甘えていました。あなたのことを知らず、自分が上から目線で思いを押しつけてきました。それは、芸能人として成功したことがいつの間にか慢心となっていて、一般人である貴方のことを、どこか下に見てしまっていたことを深く恥じました。靈能力のある一般人男性で、メジャーデビューしていないけれど歌が好きな人という認識でした。だから有名人であるわたしと繋がることで喜んでもらえて、わたしの思いも受け入れ意のままに動いてもらえるって、自信過剰になりどこか勘違いしてたんです。あなたにはそのことが悟られてもいた…。それでもあなたはわたしに対して慈悲深く関わって下さっていたということをはっきり理解しました。
あなたのファンの方々が、あなたを尊敬しボランティアでスタッフとして関わられている様を観て、初めは何故そこまでするのだろうと半信半疑な部分があったんですが、それはわたしの無知が為す汚点そのものと化しました。講演会の内容から、あなたがどのような人生経験をしてきたのか、どのような人間であるのか、驚きと感動がわたしの価値観を壊したんです。そして更にライブでは、異次元存在たちとの交流を目の当たりにして圧倒されました。こんなに光の存在からサポートされながら歌い奏でひとりひとりに言葉を伝えられているのか!とただただ畏れ多く感じられるようになりました。そして夜、悪魔悪靈と闘うエクソシストとしてのあなたは、神の使いとしか思えない神聖さと恐ろしさを感じました。
だから、わたしは知らないが故の無礼の極みを恥じたのです。ごめんなさい。あなたは普通に見せているだけで、本当は凄い方でした。だからわたしは自分が小さく見えて申し訳なくなりました。
でも、あなたはそんなわたしに初めて会った時から変わらず優しく、同じ目線に立ち話をしてくれます。だから、益々あなたの心の広さ、器を垣間見させられます。上から目線で一方的な要求ばかりしてきたことを許して下さい。偉そうにして本当にごめんなさい。

TA: 大丈夫です。わたしはわたしチームの中の一員に過ぎず、己が出来ることは限られています。守護して下さっている靈団の方々が凄いのであり、わたしが凄い訳では決してありません。わたしも、そこに関わらせて頂けているということがとても有難いと思いながら、日々の役目をさせて頂いています。
ゆーさん、そんなに恐縮しないで下さいね。ユニットを結成し今は同志であり、靈的なパートナーではないですか?もっと楽に親しく関わりましょう。
これからはタメ口で対話しましょうか?

YU: ありがとうございます。お心遣いに感謝します。こんなわたしですが、良いですか?

TA: 喜んで!愉しく語らいユニットとしての御役目をしてゆきましょうね!

YU: はい!喜んで!あー、スッキリした!ずっと謝らないきゃって思ってたから、苦しく苦しくて全部言ったら楽になった〜。ありがとう。

TA: OK!(笑)腹を割って話すことって絶対必要だよね。これからも宜しくね。

YU: 宜しくお願いします。たけさん!




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【YUTA -未来は叶える世界-2021.4.20】
〜対話シリーズ(2)/対談形式〜

TA: 生きている側の代表者TAと死んでいる側の代表者YUとの対話シリーズですが、好評のため今後も回を増やしてゆきましょう。
わたしはインタビュアーに徹してみます。
YUTAの面白さとして既成概念に捉われず、色々な可能性を試してゆきたいと思います。

YU: イイですね。ありがとうございます。とても嬉しいです。こうして今までを振り返ると、わたしのワガママから始まった話ですが、果たしてわたしの意思からだったのか?段々分からなくなってきました。あなたを観てきて、意思の出所が色々あって、肉体は共用物としてあることを知りました。もし靈体も共用物だとしたら、わたしという存在は果たして何処から何処までなのか?説明できなくなりました。

TA: なるほど。そんなことも含めて、ひとつひとつあなたの意見を、話したい話せる範囲内で良いので、無理せず話してみて下さい。
死んでみて分かったことがたくさんあると思いますのでどうぞ宜しくお願いします。

YU: はい。宜しくお願いします。インタビュー形式ですね。記者会見みたいで緊張してきました。なんか過去の記憶が色々甦ってきます。フー。(笑)

TA: では、始めてゆきます。
あなたは死んだ瞬間どう思いましたか?

YU: わたしは殺されたため、恐怖心に包まれ、不安と懐疑的な闇に沈んでゆくような重苦しさを押し付けられました。
自身の肉体を見て、これはきっと悪い夢?!と思い込みました。暫くその思考がわたしを支配し続けました。長い長いリアリティーのある不吉で喜ばしくない展開のストーリーを読み合わせているかのような苦痛な時間が、目の前を過ぎり続けたんです。夢を観ていて、凄くリアルで夢だろうと思いながら引き込まれ、そのまま戻れなくなってしまった迷い子のように、救済を求めようとしても、誰に何をどんな風に説明すれば良いのか?分からぬまま流されてゆく小舟のようで。誰か、わたしに気付いて!誰か、わたしの声を聞いて!誰か、助けて!声にならない思いがリピートし続け、わたしはあなたに声を掛けられたんです。「誰…?!」

TA: なるほど…。辛い場面を思い出させてごめんなさい。
わたしとの出会いの後、瞬間移動はして歩きましたか?

YU: はい。教えてもらった通り時空間を瞬間移動し、思い付くままに情報を得てゆきました。まるで探偵小説を読み解くごとく繊細に調べてゆきました。色々な登場人物たちが謎を拡げてゆきました。
そして、信じられる人と信じられない人、事実と虚実を振り分けながら、わたしなりの真相をまとめ、答えを出しました。あなたに伝えた通り、言えることと言えないことの狭間の中で、わたしに出来る最良最善の判断に辿り付いたんです。

TA: それはどういうことですか?

YU: はい。事件として騒ぎ続けたとしても、得する人は誰もいない現実と、わたし自身の喜びには繋がらないということでした。ですから、あなたがおっしゃった、活かすこと!という言葉が決め手となったんです。この流れを最良最善に繋ぐ!と開き直りました。わたしは役者。気持ちの切り替えはプロフェッショナルであるのだと鼓舞し、それならばとあなたを頼ることがその求めていた形でした。

TA: なるほど。凄く良く分かりました。あなたを導いてくれている指導靈たちの思考を、あなたは素直に受け入れられたということになります。

YU: そうなの?

TA: はい。あなたは凄く純朴であり、直感閃めきが鋭かったから、演技力にも反映され結果を出してきたんですよ。それは死んでからも同じく、指導靈たちの思考をそのまま選択して変わり続けています。

YU: なるほど、そういうことなんだ!わたしはやっぱりわたしじゃなくて、わたしじゃない方々と共に生きてきたんですね。

TA: そういうことです。

YU: だから自分じゃないみたい!という感覚が常にあったんだ…。死んでからもネガティブな感情とは真逆の、凄く安堵する気持ち良い感情が、時折、雲の隙間から刺す光に照らし出されるように、意識が自然と前向きになったりしてたの。

TA: 指導靈たちは、あなたが気づく時を予め用意しておいて、その地点へとゆっくりと自然に誘導して来たんだね、きっと。

YU: …ぅん、納得です!府に落ちた!合点がいった!ドンピシャ!そんな言葉が今溢れ出てきて嬉しくて、そうだったのかー!?って何かが終わり何かが始まりました!
わたしはこれから導かれるままに、天が用意して下さった脚本・演出を最大限に消化し、最善の演技で「未来」という作品づくりに貢献させて頂きたいと心の底から言えます!こんなわたしを起用して下さり、異次元世界のスタッフの皆様、本当にどうもありがとうございます。
わたしは靈界アカデミー、狙います!主演とは言いません。助演でも何でも構いません。喜んでその御役目やらせて下さい。

TA: 素晴らしい!流石、人間力、説得力が半端ないですねー。(笑)

YU: こんな風に思えることって奇跡でしかないです!夢を超えた最上級のサプライズ!ドッキリ大賞です!誰も予期できないストーリー展開過ぎて、ワクワクが止まりません!誰かわたしを落ち着かせて下さい!

TA: 分かりました。それでは今回はこの辺で終了します。(笑)

YU: 誰か!誰か!

TA: 本気なの?演技なの?(笑)




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【YUTA -未来は叶える世界-2021.4.20】
〜対話シリーズ(3)/肉体と靈体〜

TA: 生前と違い、靈意識と肉体意識をハッキリ感じていると思いますが、肉体を共用している際、靈意識の方が強くそちらの景色の方が主となって感じていると言ってたでしょう。

YU: はい。あなたは逆ですよね。

TA: そうだね。だからそちらが観ている景色を教えてもらえると、肉体意識をハッキリと保ちながらも、靈意識での情報もハッキリ得られて、バージョンアップした気分になります。わたしが靈意識を主とすると、同時に肉体意識から遠ざかることになるから、行きつ戻りつ意識がシーソーのようになるんだよ。

YU: なるほど。わたしはあなたの肉体意識を共用する時、自分で動かしていないのに自身の意識とは異なる動きが起こると、とても不思議な気持ちになり、面白くて笑いが出てくるの。何度も何度も考えられない行動に出くわし戸惑います。(笑)男と女の違いもあるけど、人と人との価値観の違いがすべてに顕れるんだなぁと、ひとつひとつの動きから感じられて、わたしとは全く違う思考なんだと、改めて今回のこの仕組みがとても面白くて、憑依している幽靈の気持ちが手に取るように分かり、演技に幅が広がっていると堂々と言える自分がいます。(笑)

TA: なるほど。主導権はこちらにあるので、肉体意識の動きに対しては、そんな風に感じているんだね。ご苦労様です。

YU: 車の運転と同じ原理で、あなたが言っている説明そのものだと思います。わたしは助手席から現次元世界を観させてもらえていて、同時に運転している気持ちにもなれる、教習所の先生?生徒?の気分です。ハラハラドキドキワクワクヒヤヒヤホワホワ、ビックリ!なんて感じです。

TA: はい、その通りです。悪魔悪靈が憑依し、悪さを仕掛けて来た時は、警戒装置が瞬時に稼働し、瞬間除靈が為される仕組みにもなっているので、かなりカスタマイズされた車ともなっております!所有者の手入れがあまり良くないもので、あちこちに痛みが感じられるとは思いますが、ご了承下さい。

YU: はい。マッサージやヒーリングのテクニックがあれば、メンテナンスのお手伝いをしたいのですが、その道の専門家の方々がおられ、あなたが深夜休まれている時に施術しているので見て勉強します。

TA: ありがとうございます。なぜか最近は全身のあちこちが痛くて治療に時間が掛かっていて、無理をしないように心掛けてはいるんだけれど、身体の使い方を変えなければならないと思っています。

YU: はい。大事にして下さい。わたしも使わせて頂く肉体ですから、非常に大切なんです。まだまだ健康であり続けてもらわないとわたしも困りますから、宜しくお願いします。

TA: はい。神人チームのYUTA部門もシェアすることになりましたから、この肉体は24時間かなりフル活動してますよ。すでに何十万、何百万Km走らされているか分からないくらいです。

YU: わたしは生前のことを思うと、もっともっと大切に使わせて頂けば良かったと反省します。無くしてみて始めて、如何に素晴らしいものであったかをしみじみ痛感しました。肉体感覚はあなたの身体を通じて改めて思い出し、かつての肉体がとても愛おしくて幻のように感じます。「わたしの身体よ、たくさんの想い出を共に過ごしてくれて、どうもありがとう。そして、ごめんなさい。」

TA: そうだね。そうなんだよ。生きている時だけなんだよ。肉体感覚というものは…。だからもっともっと労うように付き合ってゆきたいと思います。

YU: はい。

TA: では、睡眠をとります。ありがとう。

YU: 本日もどうもありがとうございました。




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【YUTA -未来は叶える世界-2021.4.21】
〜対話シリーズ(4)/表現者〜

YU: たくさんありがとうございます。
わたしはあなたにそのようにお伝えさせて頂きます。あなたの優しさに触れ、癒され多くを学び、ステージライトが変わる度に、わたしの内面にある苦しみが遠のいてゆき、存在する喜びが微笑みながら、またわたしらしさという仮面の七変化を愉しむ余裕を得られました。

TA: それは良かった。

YU: しかし、わたしはあなたのことを二の次に考えていた…、ということを理解し始めたとも言えます。あなたが優しくわたしを包み込み、癒してくれていたことに気付き、わたしばかりを優先していたことに目醒めました。主役に成り済ますし、わたしの世界にしがみついていた執着心の顕れに対して面と向かい、「どうしたいの?」と尋ねられている気持ちで、益々葛藤し始めました。

TA: あまり、わたしに気遣いし過ぎなくて良いですよ。

YU: それでもわたしは、わたし中心主義に捉われています。これは、生前の自分の在り方を思い知らされました。わたしという人間の浅ましさ、ご都合主義、目立ちたがり屋、そんな自分がよく見えたんです。わたしは自身の能力だと、てっきり思い込んで済ましていたことに、ようやく目が醒めました。わたしはわたしを愛する方々に擁護され、わたしという存在を活かして頂けていただけなんだと理解しました。わたしは、自身の才能に溺れるように泳いでいたにも関わらず、多くの方々の思いやりに甘えさせて頂いて来たんだって知りました。死んでようやくそのことを理解しました。それまでは、理解している振りを演じていたんだと悟ったんです。

TA: そうですか。あまり自分を苛め過ぎても萎縮してしまいますからね。あなたはあなたの魅力というものがありますよ。天真爛漫さは、太陽のように他を照らし笑顔にすることも事実上あります。ワガママと一括りにしない方が望ましい。それぞれの見方の違いです。どのようにでも見ることが出来るテーマですから。

YU: はい。演出家の目線で言えば、どの配役からどのように見えることが的を得ているのか?という観念を問うことになります。

TA: つまりは、あなたはわたしを主役とする目線で関わる必要性を考え始めているということでしょうか?

YU: はい。わたしはあなたを知る度に、わたしの押し付けがましいワガママに付き合わせているという気持ちが見えてきて、それが嫌らしさに映り始めてきたんです。自己本位な演出を要求し、評価されたいという浅ましさが不快に感じられ始めました。相手を立てるというか、相手の素晴らしさを前提に関わろうとしていなかった、人間としての未熟さを知りました。あなたの優しさから、わたしは自身がよく見えて来たんです。

TA: そんな風に取られ始めたんですね。あなたはとても表現者として魅力的ですよ。だからこそ自由自在に表現させたくなるんです。生前、あなたと関わられた方々の多くもきっと同じだったんじゃないかなぁ。あなたという表現者がとても好きだから、あなたの思うままにさせてあげたくなるんです。それは、あなたの人徳なんですよ。

YU: ありがとうございます。わたしのワガママを人徳だなんて表現も出来ますね。でもそれじゃ、次のステージには立てないと思いました。あなたが言ってくれたように、わたしが逆にそのような気持ちで関わって下さる方々に対して接することが必要なんだって気付いてしまったんです。そうしたら、多くの方々の顔が思い浮かんできて、申し訳なくて有り難くて、恥ずかしくて会いたくて、またご一緒させてもらいたくて、切なくなってきました。
タケさん、ありがとうございます。あなたのお陰でわたしは目が覚めました。振りじゃなくて、ちゃんと目覚めることが出来たんです。

TA: それは良かったです。過去のひとつひとつが尊く思えるようになれるって嬉しいことですよね。人は成長するほどに感謝の気持ちが広く深く強くなります。だからこそ、他愛に身を任せる世界の住人へと化してゆくのでしょう。

YU: わたしの表現を完コピしてますね。吸収力が半端ないです。タケさんも芝居やれば良いのに。

TA: それは無理です。記憶力が乏しいですから、苦痛と化すのですよ、わたしの場合は。(笑)

YU: じゃあ、一緒に芝居をするっていうのはどうですか?

TA: 記憶力の部分も演技力もあなたが担うということですか?(笑)

YU: はい。無理なのかな…?

TA: あれもこれもは荷が重いですから止めておきます。わたしは現状で精一杯です。無理せず身体を休めながら、自分らしく伝えるということに専念したいです。

YU: そうですか。分かりました。やっぱりタケさんは大人なんですね。歳は、12歳上だから経験値が違いますね。素晴らしい大人の男でした。

TA: ほめ殺しってやつですか?いえいえ、それは買いかぶりすぎです。まだまだ未熟な若き青年の振りをしている者ですよ、わたしは。

YU: えっ、よく分かりませんが?いわば、振りをしている大人ってことじゃないですかー?

TA: はい、よく突っ込めました。正解です!(笑)




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