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学校での常時マスク着用、週二回のテストが義務づけられているドイツですが、ワイマールの家庭裁判所で、学校でのマスク着用義務、テスト義務、ソーシャルディスタンスの即時停止の判決が出ました。

二人の息子を持つお母さんが訴えを起こしたもので、息子たちが通っている二つの学校で、マスク、テスト、ソーシャルディスタンスの三つをただちにやめるようにという裁判所の判断です。

衛生学者のイネス・カプシュタイン博士、心理学者のクリストフ・クーバンドナー博士、生物学者のウルリケ・ケメラー博士の三人が鑑定者として証言したんですが、そこでマスクに感染を防ぐという科学的根拠がないこと、PCRテストは増殖可能なウィルスなのか免疫反応によってすでに無害化されたウィルスの残骸なのかの区別がつかないため、感染を判定できないこと、無症状者が感染させるということの科学的根拠はなく、無症状者同士が1,5メートルの距離を取る意味はない、といった理由が判決の根拠になりました。

このように、感染を防ぐという根拠がないのにも関わらず、マスクやテストを義務づけることは、基本的人権に違反するので、たとえ行政命令で規定されていても無効になります。それだけでなく、子供の健康や心身の発育に悪影響を及ぼすため、即刻停止するようにという判決になりました。

この判決は、二つの学校に対してだけですが、裁判所が公にマスク、テスト、ソーシャルディスタンスを感染を防ぐ科学的根拠がなく、状況に見合わないと判断したのは世界中で当てはまることなので、重要です。子供を持つお父さんお母さんは、この判決を見せて学校と交渉して下さい、と抗議グループの人たちは言っています。

子供のためにと訴えを起こしたお母さん、すばらしいですね。





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