彼らが本気で編むときは、どうしても観たくて、公開最終日を目前にして観てきました。全編を通して、優しさが溢れていて、涙が止まりませんでした。数々のエピソードを通して語られる深い愛と傷。どうしても手に入らないものへの憧れと絶望。日々の生活に潜むひとりひとりの想い。それらをひと目ずつ紡いで、願いを昇華していく。痛みがわかるから、優しくなれる。家族。友達。恋人。周りの人がとても愛おしくなります。ところどころに出てくるご飯が、とても美味しそうで。やっぱり荻上監督の作品は大好きです。*