鍼灸師のなかで、『解毒』という話になると必ずといって出てくるツボが、『築賓』である。もちろん、薬害などでよく使用される。
ただ、澤田流の書物 代田文誌先生の『鍼灸真髄』や『鍼灸治療基礎学』などには、さらに強い毒性のものや梅毒などの解毒には、背部八処があげられる。
背部八処には、『附分』、『譩譆』、『騎竹馬』、『膏盲』の八穴が使用される。
上の写真:R6.6.6
下の写真:R6.6.13
上記の写真を比べてみると、肌の色の違いがよくわかる。肌のやや黒みがかったあたりが、薄くまた肌色に近くなってきている。
全身のアトピー性皮膚炎で、子宮筋腫もある患者様だが、2年近く治療をして、アトピーの痒みは消失。子宮筋腫は、拳大あったものがどこにいったのか?と患者様と話し合うくらいである。
もちろん、代田文誌先生の澤田流の本には、拳大の子宮筋腫には、鍼灸治療での効果は見られないと記されているが、、、
実際にはどうなのか、定期検診などはされていないこともあり、正確なことはわからない。ただ可能性はもしかすると、、、