さて、昨日は稽古の後にそのまま、鍼灸治療を頼まれました。


11月からみている右膝関節内側側副靱帯の炎症による完全屈曲不能。


何回かブログにあげていますが、今回で5回目。膝関節の屈曲もあともう少しでできるくらいにまでなっています。



ただ、毎度お伝えしていますが、澤田流の太極療法として行うので、やはり全身治療を主体となります。


写真でもみてわかる通り、腰部のあたりの皮膚の色が濃いのが分かります。ピンポイントにここは治療として外すことができないことがわかります。


ちなみに、鍼術は石坂流を使用します。これだけでも実際には、膝関節の屈曲は可能となりました。背腰部から腹部、上下肢にお灸をして終了。


患部を集中的にやっても、あまり意味がありません。患者さんの身体から見られる情報を細かく分析して、今必要な治療をしていかなければ、意味がありません。