自分らしい就活をしよう!
キャリアカウンセラーのやのゆかです。
先週、こんな学生さんと面談をしました。
「これまで、全くと言っていいほど就活をしていません。」
その日は9月3日でした。
来年卒業を控えている4回生です。
そう、就活も終盤を迎えている時期です。
「3回生の時は、公務員もいいかなーっと思って講習にも出てみたけど挫折しました。」
「最初らへんのキャリアガイダンスにも出てみたけど、そのあとは欠席。」
「リクナビやマイナビには登録したけど、ほとんど見て無い。」
「会社説明会ですか…先週初めて一社出てみましたけど、うーん。」
そうかー。なんで動けなかったんかな。
口下手な彼は、それでも自分の言葉を選んでトツトツと答えてくれました。
「就活本に書かれていることが、どうしても納得できなかったんです。
こんな風に動かなければならないと思うと、
どうしても腑に落ちないというか、自信がないというか。
体が動きませんでした。」
私は感動しました。
「すっごいじゃない!それでいいんだよ!」
と彼を大いに称えました。
「ガツンと怒られると思って超緊張してキャリアセンターに来室した」と言う彼は、
キョトンとして座っていました。
もちろん、この時期まで動けなかったのは、
彼の怠け心や、自信の無さや、気の弱さもあったり、甘えもあったのかもしれません。
でも心に浮かび上がった【違和感】を大切に扱ったということ。
そして、それを言葉にして口に出せたということ。
私はそれに感動したのです。
こういう瞬間に立ち会う時、私は本当にこの仕事をしていて良かったと思います。
彼とはこんな話をしました。
世間の言う「就職活動」のレールに乗っかる必要は無いの。
自分が望むように、自分に合うやり方で活動をすればいいんだよ。
就活に正解は無いのです。
「就活に正解はない」
これよく言われる言葉よね。
でも、これまで正解することが求められてきた人生を歩んできたのに、(受験とか試験とか)
急に「正解が無い」って言われても!って思うだろうね。
必死で答え合わせをしてきて、「正解」を目標にしてきて、
やっとの思いでここまで来た、やっとの思いで乗ったレールから、
「降りるかもしれない」のは怖いことなのです。
でも、
少なくとも、心の中にポツっと現れた、
またはモヤーっと漂っている、
【違和感】には敏感でいてほしいのです。
それを「面倒クサイ」と無視をせず、
「どうせ無理」と諦めず、
「それ言い出すと。。。」と怖がらず、
自分の中の【違和感】を
じっと見つめる、
じっと耳を傾ける、
勇気を持ってもらいたいのです。
その【違和感】の正体をおぼろげにでも掴んだ時、
そこには、「あなたらしい就活」を進めるヒントが必ずあります。
彼とはそんな話を面談時間のほぼ大半を費やして共有して、
最後の10分ほどで、今できること、次のステップを整理して、
引き続き面談に来よう、という約束をして別れました。
もう一度言います、
自分の中の【違和感】を
じっと見つめる、
じっと耳を傾ける、
勇気を持ってもらいたいのです。
そこには、「あなたらしい就活」を進めるヒントが必ずあります。
一緒にそれを探しましょう。
私はあなたを信じています、誰がなんと言おうとも。