この1週間、なんかよくわかんないうちに過ぎて行ったなぁ
余震に備えて 今もスピーカーや小さなTVなどは床に置いてるし、
扉という扉に養生テープ貼って生活してます。
でも、今のところ、大きな余震はないので良かったです。
「今後一週間の間に、あれよりもっと大きな本震が来る可能性…」
と、しきりに専門家の方々が注意を呼び掛けていたので、かなりビビって過ごしてました。
夜寝る時がとにかく不安で、眠るのが怖いんですよね―
地震直後に浴槽に溜めた水は、3日後に抜いたけど、
浴槽の底に、サビのような 茶色い砂みたいなのがビッシリ残ってました。
気づかずに料理したりお茶作ったりしちゃってたよ あれは何だったのか?
不燃ゴミの日には、マンションのゴミ捨て場が
割れ物せともの市状態だった ←と、ダンナが。
うちもかなり割れました (;∀;) この袋にズッシリ。
お気に入りの食器や思い入れのあるモノに限って割れるんだよ
結婚のお祝いに頂いたお皿も 旅先で買った思い出の琉球ガラスも
湯布院でダンナと手びねりで作った湯飲みも ペアで揃えた物は片方だけ割れるし
名古屋時代に瀬戸や常滑で買い集めた和食器達も… たくさん割れちゃいました。
そして、100均で買った食器に限って割れてないwww
お皿を立てて収納するのは、とても便利だけども、
ちゃんと 手前に転がってこないタイプのものを使わないとダメですね。
ただのL型書類フォルダー使ってたのがそもそもの間違い。
今はとりあえず突っ張り棒つけてありますが、滑り止めシートを大量に買ってきたので、食器の収納方法も考え直します。
倒れてきたのは、スチールラックとか、軽めの棚。
よくホームセンターなんかに売っているスチールラックって、引越しの時も軽くてすぐバラバラに分解できて便利なんだけど 簡単に倒れます。
うちは、ここに重たいモノを色々収納してたのがいけなかった…
私、ヲタクなんで雑誌の切り抜きとか色々重い物を沢山所持してるんだけど
紙って纏まるとちょっとした凶器になり得るほど重い。
引越しの時は、運ぶ前提なので分散して箱に入れるけど、
収納の時はまとめてプラケースに収納してたし、よりによってそれらをラックの上の方に積み上げてたので、色んなモノをなぎ倒し、破壊しながら崩れた感じです。
CDをたくさん収納してた木製の本棚も然り。
やはり下に軽い物。上の方にCDをぎっしり入れてたので、こんな事になっちゃったんだなーという反省点が
それと、プラスチックも割れたら意外と鋭利で危険なんだな って事がわかりました。
びっくりしたのは、それよりもっと重くて頑丈なタイプのスチールラック。
引越しの時も、大人2人で持ち上げないと運べないヤツ
これが、↓こんな風に歪みました。
このラックの横に、カラーボックスを二段に重ねて、
水とかビールとかワインとか… 重たい液体をストックしていたため…
こうなりました。
カラボを重ねるのは危険かなとは思ってたけども!こうゆう歪み方するなんて想定外。
そして、床には割れた破片だけじゃなくて 意外と液体が散乱します。
ディフューザーとか、中に液体の入った消臭剤とかも、転倒したら液体がまき散らかるし、
衝撃で穴が開いたビールの缶も吹き出します。
このベタベタした液体の上に細かい破片が付着するのです。
そしてうちが最も大変だったのは キッチンの液体!
シンク上の棚の扉の中に入れてた揚げ油が 上から床一面に降り注いで
キッチンベタベタギトギト事故 wwwww
ぃゃ笑いごとではない。 キッチンも漏れなく棚がなぎ倒されてただでさえ大惨事なのに、そこに油よ?(って自業自得なんだけどw)
油ギトギトになったキッチンマットを、シンクで食器用洗剤使ってゴシゴシ洗い、洗濯機の「念入りコース」で念入りに洗った後、干したら…手が油でギトギト。
まったくもって洗えてないじゃん!
結果、洗濯機の洗濯槽の掃除までプラスされたという… 地震の前日にやったばかりだったのにぃ
ダンナに「まさか洗って使おうとするなんて思わなかったわ!捨てろよ」と言われましたwww
潔さも大事!執着心を捨てよう。
転倒を免れた重たい家具は、全て横に動きました。
こんな重いの、よくこんなに動いたね… と。元に戻すのも一苦労。
一番移動した本棚を測って見たら23センチ。
揺れた向きが東西の方向だったのがよーくわかる。
テレビでインタビューを受けてた女性も、東西に揺れたと言ってました。
阪神大震災の時は逆の向きだったんだって。
写真の奥が西。窓側が南。真ん中に映ってる白いラックは天井に突っ張るタイプのモノ。
これが色んな物を真ん中でせき止めてくれてたのが不幸中のちょっとした幸い。
片付けは、思ってた以上に大変です。
食器は、床に落ちたモノだけじゃなくって食器棚の中でも割れて破片が散らばるので、食器類は一旦全て出して洗い直し。
収納扉の中もぐちゃぐちゃなので、目に見えてない部分も片付ける必要アリ。
やはり一番大変なのは飛散した割れ物の破片で、すごく遠くまで飛ぶし、家具の下にちょっとした隙間があると、その下にも潜り込んでるので、とんだ大掃除です。
て事で、私が、あって良かった!と思ったモノ書いておきます。
■フローリングワイパー用のウェットシート
液体の上に割れた破片が付着してると、掃除機で吸えない。
これなら厚手なので拭きとって捨てる事ができます。
■靴
破片はもちろん危険だけど、布製のルームシューズだと床の液体を吸っちゃいます。
ビーサンなら洗えるし液体も無敵。 でももうちょっと足を保護してくれる靴があったらなおいいなと思うので、新しい靴を用意しておく事オススメしますっ
■軍手、厚手のビニ手
破片拾うのに絶対必要。
■養生テープやマステ
家具に直接貼るのにガムテでは糊残りの心配があるので、これらのテープがあると便利でした。
私は引越し時によく使います。
あと、原付通勤してた時のヘルメットを、地震の時用に自分のデスク脇に置いておいたのだけど、これも転倒した棚に埋もれてなんの意味もナシwww
実際、直下型地震は突然ガタんっと来るので被る余裕なんてないし 玄関に置いて避難する時用に変更しました。メット被る前に逃げた方が早い!
この週末は、お店を色々周りましたが、お水のケース売りは大丈夫。
レンチンできるご飯が全て売り切れて棚空っぽだったのが印象的。
家具の上に突っ張らせるタイプの転倒防止棒は軒並み売り切れてました。
ダイソーで買い物してたら、「うちはテレビは大丈夫だったけどこれ敷いておかなきゃ」とか 「こうゆうのじゃなくて扉が開かなくなるヤツが欲しいのに」とか 色々聞こえてきたけど、
ダイソーさんも防災コーナー作ってくれてました。
↑あるよね?子供が開けちゃわないように防止する扉用のヤツ…。私もそれが欲しかったんだけど見当たらなかったのは品切れでしょうか?
家具はネジで壁に固定するのが一番確実なんだろうけど、
こんな地震大国ニッポンで いまだに賃貸住宅の壁に穴開けるなとか酷だよねっ!
今後ハウスメーカーには、建物の倒壊云々ばかりでなく、賃貸住宅向けに、壁に穴を開けなくても家具の転倒防止につながる何かを開発してほしい (;∀;)
長々と書きましたが、
5強が来ると、こうゆう感じなんだね… と少しでも、皆さまの今後の参考になれば!
こうゆうのは突然やってきたりするものなんだなーってつくづく痛感しました!
みなさんもお気をつけくださいねぇ。私も今回、色々と勉強になりました。
私、良くも悪くも 何かと「喉元過ぎれば」タイプなのでw
早めに地震対策しておきたいと思います。