仲間内では 地震恐怖症の人 として認知されている、

もろに大阪北部在住の箱です。こんにちわ。

 

無事です。 私は無事です。

そして、意外とメンタルも無事です。

怖かった っていうよりも とにかくビックリし過ぎた!滝汗

 

 

 

ここでは割愛しますが、数々の地震恐怖症伝説を持つ私。

「きっと過去にものすごいトラウマとなる体験をされたんですね…」と思われがちだけど、

実は阪神大震災の時も関東に引っ越した後。

東日本大震災の時も名古屋に引っ越した後。

これまで大きな地震は経験した事ないのです。

私の尋常じゃない地震に対する恐怖心を知っている人はたいてい

「ぃゃ体験した事ないんかぁーいっ」とつっこむ。っていう、ここまでがセットです。

そんな私がっ ついに遭遇してしまった大地震。

(※私の街では、5強でした)

 

 

 

その時、私は洗面所で歯磨きしてました。

ダンナはもうとっくに出勤した後。

最後の水を口に含んだ瞬間、ガタガタガタ))) 今まで体感した事のない、激しい縦揺れ。

「突き上げるような」って表現してる人多数いるけど、とにかく上下に早く強く揺さぶられる感じ。

 

 

 

口に水含んだまま、慌てて洗面所から廊下に出て、

壁に手をついて というか、壁にしがみ付いてたら、次に横揺れ。

私のすぐ隣で下駄箱がガコンと倒れて来て、

その後、リビングの方から、

 

ガッシャーンっ パリーンっ

 

ドンガラがっしゃぁーん

 

音だけ聞こえて、

ぁぁ 終わった… て思った。 この絶望感…。

 

 

 

揺れてる時間は短かったと思います。

ニュース見てると、人によって5秒って言ったり、1分って言ったり

感じ方は様々だけど、実際には30秒くらいだった模様。

 

とにかく なに?え?え?これ夢? てなってたので、

ここまで大きいと

何が起こったかわかんなくなるんだなって事がわかりました。

 

口に水入ってたのも幸いだったのかもw そっちにも若干気を取られるから。

この水…飲みこんでしまうか? とか迷ってたもん滝汗

飲まなかったけど。笑

 

 

 

 

揺れが収まったら、膝小僧ガクガクしながら そのまま浴室に直行し、

震える手で真っ先に浴槽に水溜めました。

直後は出るけどすぐに断水すると聞いてたので。

 

それからリビングに行って、唖然…。

すごい事になってるよ。 一瞬にして部屋の中がグッシャグシャ。

 

写真右は落下した電子レンジ

 

まず、倒れはしなかったが冷蔵庫の扉全てパカーんと開いて、中のモノが飛び出してる。

慌てて扉を閉めたくても、奥からモノが雪崩れてる…。

とにかく奥へ押し込んで、なんとか閉めました。

 

 

それから、スマホ!どこっ?(;゚Д゚)

ってなって… 自分のデスクの上に置いてた事を思い出したが

 

ぅおおお― 自分のPCデスクが一番酷かった。

 

 

ここに座ってたら、私 ちょっと危なかった。

 

 

 

ラックが覆いかぶさるように転倒して、物が散乱し完全にスマホ生き埋め状態。

なんかブィーんブィーン 電話かかってきてるし

早く探し出して 無事だと伝えないと…って凄い焦った!

※うちは固定電話を設置してません。

 

結局ベランダ側から手を伸ばして必死で探して救出したって言うね。

窓に鍵かかってなくて助かった。

 

それ以来、充電は倒れてくる物がない廊下で行い、常にポケットに入れて持ち歩き、寝る時も枕元に置くようにしてます。スマホないととんでもなく不安だし充電も常に気にかけてる。
スマホは情報収集と連絡手段の命綱なんで本当に大事です。

 

(後から思ったんだけど)

そういえば、なんで緊急地震速報鳴らなかった? て思ってたが

直下型地震だったので、間に合わなかったらしいですね。揺れ始めてから鳴ったとか。 

ぃゃその前に、そもそも私のスマホは埋もれてたから鳴っても気づかなかったかwww

今回ばかりは気づかなくって逆に良かったかも。

あの音は本当に苦手。恐怖心5倍増しで煽られる。

 

 

 

 

ダンナ、実家、友人達に自分の無事を伝えて、ダンナの無事も確認したら、

こんな時の為に用意してた非常用持ち出し袋を取り出す。

これだけは物に埋もれても大丈夫な所に保管してた。

 

そこまでは良かったが…

ことごとく色んなモンの賞味期限がきれてるよ。

 

ぜんぜんダメじゃーん 滝汗

 

年に一回は点検しないと!←恐怖症とか言っておきながらそこのツメが甘い。

せっかく結婚記念日が「防災の日」なのに。 ぇぇそうなんです。(狙ってません)

 

 

たぶんこの後、余震が来るって思ってたから、

慌てて片付けようとは思わなかったけど、

とりあえず割れた破片だけは危険なので拾う事に。

 

軍手取りに行きたいのに、それ収納してる引き出しへたどり着くまで

倒れたラックから床に散乱したモノ達に阻まれて軍手取れない (;∀;)

なんとか分厚いゴム手を引っ張り出しました。

 

たまたま、外で一度も履いてないリゾートホテルでいただいたビーサンがあったので、それ履いて。

結果、家の中で軽く靴づれする という…ニヤニヤ

破片はほんと危険です。ビーサン履いてたのに、うっかりラグの上へ裸足であがったら

目に見えないくらい細かな破片が足の指に刺さったぽくて痛い

 

 

 

床に落下した時計が地震発生時で止まってて妙にリアル(電池が飛び出して止まってます)

ぃゃ、左側の時計、ちょっと遅れてるけどww

 

 

 

 

 

 

外ではずっと消防車と救急車が行ったり来たり。

電車は22時くらいまで止まってました。

ベランダに出ると、近隣のお部屋からパリンっパリンっと割れた破片を片付ける音が聞こえてくる。

近くのホテルでは、宿泊客の方が呆然と窓の外を眺めてるのが見える。

 

 

その一方、向かいのビルでは普通に仕事しているオフィスの中の様子が見えて、

お昼近くになると、歩道を同僚と談笑しながらランチに出かけるネクタイ姿のサラリーマンの姿が見える。(飲食店はさすがにお休みだろうけどコンビニはやってたのかよくワカリマセン)

 

日本ってスゴイな―  ここだけ見てると、まるで何事もなかったかのような錯覚に陥る。

私の家の中はこんなにグシャグシャなのに そこから見えたのはあまりにもいつも通りにしてる人達の様子で、なんだかとっても不思議な気持ちになって、同時にちょっと怖い気持ちになりました。

 

 

空を見上げたら、秋のようなうろこ雲…

これが地震雲なのかなー とか。途方に暮れながら眺めてました。

 

 

 

 

 

ダンナの会社は大阪市内の南の方。

ラッシュを避けていつも早めに出勤するので、もう会社に到着してました。

ちょうど会社に到着して、ビルの地下に居たんだって。

そこでガクンっ!と縦揺れ。外に出ようか迷ったけど、そのまま地下にとどまった。

津波さえなければ、地下が意外と安全って話は聞いた事あるけれど、

 

ダ「え?縦揺れは感じたけど、横揺れもあった?」

 

って… なんだっ この温度差は。

 

あなたの家の この惨状を見てみてよ…。ニヤニヤ

市内の南の方と北摂とでは、これほど差があったのか?それとも地下に居たからなのか?

わかんないけど、実際たぶん市内のお宅と北部では、被害の出方がだいぶ違うんだと思われます。

 

 

 

こうしてプチ帰宅困難者となったダンナ。

もう、泊まれるならそのまま市内に留まって泊まって来ちゃえば?と勧めたけど

頑張って歩いて帰って来ました。(途中までは電車もあったので)

ニュースで繰り返し流されてた、この橋を渡って…ね。

 

ここ、普段こんなに人が歩いてるような橋じゃないので、大阪の人にとってはすごく異様な光景なのです。

 

 

 

 

 

やっとたどり着いた地元。やはりお店はどこも休業してたけど、唯一マックが営業してたとかで、買って来てもらい私もこの日やっとまともな食事。

ありがとう帰宅困難者だったダンナさま。

ありがとうマック! ポテトハンバーガードナルドらんらんるぅー♪

 

 

散々歩いて食べ物も手に入れてやっとたどり着いた我が家。

しかし最後のとどめ… マンションのエレベーターが止まってた!

汗だくで部屋まで上がって来たダンナ滝汗 お疲れ様でした。

(エレベーターは翌日には動きました)

 

 

 

 

何か送ろうか?って言ってくれたり、疎開してくる?って言ってくれたり、

友達の言葉が本当にありがたかった(;∀;)ハート

ウチはライフラインも大丈夫だったし、もともと1週間分まとめ買いシステムにしてるので、買い物に行かなくても生き延びられるし 電気も電波も問題なかったし

何も困る事はなかったです。

 

色んな物壊れたけど、ケガとか何もなかったので、本当に不幸中の幸いでした。

揺れてる時間が短かったからこの程度で済んだんだろうなーって思います。

 

 

あとは、片付けが大変なだけぇゲロー ゲッソリ。

 

これが意外と大変だった…。

 

 

 

 

 

被害にあわれた皆様が1日も早く、いつもの平穏な日常に戻れますように。

まだ油断はできないし、私も夜寝るのも怖いけど。乗り切りましょう スマイル