ごきげんさまです

他人のものは邪魔に感じる

新年のこと。肝臓ガンを患う叔父が一時帰宅

前回の退院と異なり今回は食事を摂る以外は部屋で休むのみ

予定時間よりも早く元旦の朝には本人の意思により病院に

緊張と張り詰めた空気をときたかったのか、叔母と従姉妹、その子供が来訪

叔父の様子を聞きたいが、全て会話の中心は3歳児の男の子

自分が分からない話になると、シーっといい大人を黙らせる

お陰で深刻な雰囲気にならず場は和んだ

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ゼンマイ式のレトロな携帯ゲームで遊ぶ3歳児

なぜか私が使っていた部屋から出て来た

気に入ったようで持ち帰って貰おうと試みたが、従姉妹の旦那から却下

おもちゃの入れ物があり、それに入りきれないものは捨てる約束になっているそう

ワンインワンアウトの英才教育

しかし、私は知っている。この夫婦が自分達の本を収納するための壁面本棚とそれ以外の部屋にも本棚を大量に備え付けた事を

内覧会の時には無かった本が新築祝い時にはびっしり詰まっていた事を

おもちゃの総量<本の総量である事を

他人のものは邪魔に見える


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最低限のオモチャで今ここを生きる3歳児は流行りの踊りを二曲披露してまさにごきげんさまな様子であった

モノを減らして愉快に

癌という文字の中に品が山のようになっているという例えを思い出し、叔父の部屋に想いを馳せる

叔父が今ここを生きられる事を願いながら

お読み頂きありがとうございました。