このブログでの私の呼び方:久美ちゃん
同姓同名の人が、どれくらいいるんだろう? って思うくらいのお名前。
振り返ってみれば、下の名前は異なるが小・中・高と「杉本さん」っていたし、名字は違うが「久美ちゃん」もいた。

久美ちゃん初登場。
実はこれ、あねごも同じようなパターンで、翼くんにひとめ惚れしていた。つまり、翼くんがサッカーしている姿を見て、だ。


ただ違うのは、久美ちゃんの方が積極的で大胆な言動をしていたこと。

まずは顔と名前を覚えてもらうことから。

ただ、まあ、露骨過ぎですね。春に小学校を卒業したばかりだから、加減が分からないんだろうし、怖いもの知らずなんだろうなあ、とも思う。
早苗ちゃんと異なる、久美ちゃんの積極的で大胆な言動。

わたし きめたの 絶対 翼先輩の恋人になるからね!
あねごはここまでは言ってない。

翼くんと腕を組んだのは、久美ちゃんが先。

翼くんに告白したのも、久美ちゃんが先。告白するために気持ちを奮い立たせているのが、健気だ。

それにしても久美ちゃんはかわいいなあ。

みんな大好き! 久美ちゃんのブルマ姿。
久美ちゃんは、早苗ちゃんにやきもきさせるためだけに登場したキャラクターと思われるが、如何せん、あねごの頃から翼くんへの想いは年季が入っている分、揺らがないのであった。
ただ一度揺らいだのが、久美ちゃんが「翼先輩に告白する」と早苗ちゃんに宣言したときだよね。

だって 好きなら好きって いうべきでしょ
キャプテン翼のトランプのハートの6 にも選ばれた、久美ちゃんの名言。
触発された早苗ちゃん、告白しようとするけれど、あのタイミングで告白してしまえば、翼くんも困っちゃうよね。石崎くんの電話がいいタイミングであったのがよかった。

だけど翼くんに自分の想いを伝えてケリをつけないと、久美ちゃん自身も辛い。
久美ちゃんは、孤軍奮闘なんですよね。

味方といえばお友だちくらい。
しかし学校帰りに、喫茶店へ寄ってもいいのか? 私が中高生の頃は結構厳しかったぞ。
特に女子高のときは、最寄り駅がターミナル駅で百貨店や商業施設があったから、学校帰りに買い物するだけでも(たとえ書店であっても!)、先生の許可証が必要だった。親と待ち合わせて買い物や食事をする場合は必要なかったけど。
許可証がなくてウロウロしているのが見つかれば(風紀の先生が偵察しに来るんだ)、反省のために般若心経の写経を命じられる。(仏教高だったから) (私は真面目だったので、そんな目にあったことはない)
閑話休題。

大空家へ押しかけて、翼くんに会えたのも、お友達のおかげ。

偶然とはいえ、古尾谷監督にまで早苗ちゃんを贔屓されて、怒る久美ちゃん。
久美ちゃんの良いところは、少女マンガのキャラクターではありがちな、恋敵に嫌がらせや意地悪をしたり、好きなひとに恋敵の悪口を言ったりを、一切していないこと。
それゆえに、読者からもあんまり嫌われていないんじゃないかなあ。
もう一つ重要なのは、久美ちゃんのおかげで早苗ちゃんに告白しようと決意できた翼くん。


久美ちゃんが背中を押したようなもんだよね。 (決定打は神田くんになってしまいましたが)
ところがどっこい。
「ワールドユース編」では占い師である祖母に占ってもらったせいで、どえらいことに。



ショートカットの久美ちゃん。

翼くんと早苗ちゃんの結婚式を最後に、久美ちゃん、登場してないよね?
どこでどうしているのやら。
今回改めて久美ちゃんを見つめてみたら、ほんとにいい子だなあ、と感じました。
また、13巻の久美ちゃん登場場面の背景(左上から右下へ流れる、トーンの効果)で、ある程度統一されているんだなあ、と初めて気付いたところもありました。これで久美ちゃんだと、印象づけられるから。気になる方は、探してみてくださいね。
余談ながら、佐野くん、次藤はん、久美ちゃんは、約2年前からほぼ同時進行でやってたんです。 飽きたら次の人をやって、行き詰まったら次の人へ、というふうに、順繰りに。
期せずして、さ行の「さ・し(じ)・す」の順で更新しましたが、次は「そ」の人の作成準備に入りますね。