太宰 治
【1909年6月19日- 1948年6月13日】
幸福を待って待って、とうとう堪え切れずに家を飛び出してしまって、そのあくる日に、素晴らしい幸福の知らせが、捨てた家を訪れたが、もうおそかった。
幸福は一夜おくれて来る。
~ 『女生徒』 太宰 治~
6月6日(木)『あの本、読みました?』で、
太宰治の『女生徒』紹介されていました
私が『女生徒』を初めて読んだのは
20代後半ぐらいだったので
もう『女生徒』ではなくなっていましたが、
「幸福は一夜おくれて来る。」
この一行が、
中高年になった今でも
ずっと頭に残っています…
「幸福は一夜おくれて来る。」
そう信じて
明日を楽しみにしながら生きること
それが『幸福』なのかも…
なんちゃって