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3月19日(火) 午後11時~【NHK】
【事件の涙】
娘のいない世界を生きて
~電通社員・過労自殺から8年~
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「東京の夜景は、私たちの残業でできている」
大手広告会社・電通の新入社員だった髙橋まつりさんが生前つぶやいていた言葉を、母・幸美さんは心に留め続けてきた。
幸美さんは8年前のある後悔を胸に、
娘にかけられなかった言葉を伝え続けている。
「死なないで」
「命さえあればいいんだからね」
「嫌なことがあったら、どんな小さなことでも私に相談してね」
家族、親戚、友達、職場の人などから
そんなふうに言われると、
「なんでそんなこと言われるんだろう?」って不思議でした。
私は、
「死にたい」なんて言ったこともないし、
人からどんなにひどいことを言われても、人前では怒ったり泣いたりしないし、いつもニコニコ笑っているのに…
でも、こういう事件を知ると…
「家族、親戚、友達、職場の人など周りの人が守ってくれたおかげで、私は無事に生きてこれたんだ」
ということに気づかされます。
本人が「大丈夫」と言っても、
本人は“追い詰められている”ことに気づいていない場合もあるので、
「大丈夫かな?」と気になったら…
「死なないで」
「命さえあればいいんだからね」
「嫌なことがあったら、どんな小さなことでも私に相談してね」
家族、親戚、友達、職場の人など周りの人が、一声かけることが大事だと思います。
「あの時、一声かけておけば…」と、どんなに後悔しても、『命』だけは取り返しがつかないので…