続きです。


不正なポイントが特に多く、顕著なのがいわゆるカード
(消費者金融など)のクライアントです。

格好のポイント獲得としてターゲットになってます。


不正な申込が多発しているため、カード発行や審査を行う

業務部門は、無駄な作業(業務)に追われて仕事になりません。

いくら見込み客としてカードの申込がデータとして登録されても

住所不明で申込書が戻ってきたり、電話しても使われて

いなかったりと、オペレーション部門が混乱しているのです。

他にも、資料請求をしたのに反応がないから、ポイントを

つけるサイトには広告を出稿しないというクライアントが

増えてきております。


個人的な意見ですが、ここ1年くらいでいわゆるポイントサイトは

半減すると思います。ポイントでお小遣い稼ぎは下火になってくる

と思います。


そのかわり、「Yahoo!」や「楽天」は、ショッピングを中心として

ポイントによる顧客の囲い込みをより積極的に行っていくはずです。


僕はインターネット広告の仕事をしております。


広告収益によりインターネットの媒体を運営している企業が

多い一番の理由は、参入障壁が相当低いことが挙げられます。


ようやく個人情報保護法が施行されましたが

許認可もいらないサービスです。


そのため一部の企業が、刹那的な収益を上げるために業界を

かき回すことができてしまっています。


業界がより発展していくために、インターネット広告業界全体が

クライアントへのサービスとユーザーへのサービスをもう一度

考え直す時期にきているのではないかと思う今日この頃です。