#160 2018年を振り返る | 高尾伶 official blog「ブログにて」

高尾伶 official blog「ブログにて」

高尾 伶 (TAKAO REI)
愛知県出身 1993年4月24日生 25歳
シンガーソングライター

こんばんわ。

まず、前回のブログは読んでくれましたか?
割と面白いからこのブログを読んだ後にでも
読んでくださいね。


今回は前回のランキング企画ブログで書ききれなかったことと、
2018年の僕の活動振り返りをしたいと思います。


では前回の記事の補足から…


今年は自分的にHIP-HOPを頑張ってたくさん聴いてみたチャレンジな1年でした。



ドレイク、カニエ・ウエスト、ミーゴス、

トラヴィス・スコットetc...



でもやっぱりなんか

まだあんまり好きにはなれなかったですね(笑)



その原因は何か?と自分なりに考えてて

この前わかったのは

「テンポが基本同じだから」だと思いました。



基本HIP-HOPのビートって

スロー~ミドルくらいの曲ばっかりなんですよね。

そんでサビってサビも分かりにくいから

BGMとして聴いてると曲の入れ替わりもわからないし

サウンドの違いもよくわからない。

曲に波が無い=つまらない。



ってなるんだなと。

ここ2~3年でアメリカでは

「ポップミュージック=HIP-HOP」

らしくて、多分それは歌詞とか言動とかを

ちゃんと聴かれてるからなのかな、

とか思いました。



僕はあんまり歌詞をあんまり聴かない方だし

洋楽なんかは全くサッパリ何歌ってるかわからん(笑)

なのに「なんか良いなぁ~」って思えるから

音楽って素敵だなって思うタイプなので。



とはいえ音楽文化の発展を無視したくはないので

遅れを取りながらでも耳を鍛えていきますよ!(笑)



…と、本来はここからランキングに入りたかった(笑)

無念。



前回ではアルバム10枚を

ランキング形式で紹介したわけですが、



今年は他にも

・くるり『ソングライン』

PerfumeFuture Pop

・宇多田ヒカル『初恋』

とか凄く良かったし非常に迷いました。



そして同じ音楽やってる身として

これはもう毎年思うのですが、

人の作品にやいのやいの言うのは無礼な気もしたんですけど、やっぱり僕はいちリスナーとして音楽が大好きですし、数は少ないですけど僕を通じて音楽を聴いてる人には良いものは良いと紹介したい思いが強いです。



僕は昔からランキングものが好きですし、

きっとこれを読んでるあなたも好きなはずです。

そこで新たな価値観や興味を持たせることが出来たのなら、それは立派な表現アートですし、僕はそういう人でもありたい。

だからまた来年もやりますよ。

偉大なる音楽文化の発展に愛を込めて。





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さて。話は変わりまして、

今回はここからが本題です。



2018年は個人的に

「自分を思い知った1年」

でした。



色々思いを書く前にまず、

ここで1つ報告したいことがあります。



これは僕の公式LINEでのみ発表させて頂いたのですが、

僕は今年の10月にとある場所に就職しました。

(色々な事情で詳しくは書けませんが)

そこで自分の人生を良い方向へ更新できるように意気込み、たくさんの人からエールを頂いたのですが、

11月末を持ちまして、退職しました。

約1ヶ月間、応援してくれてる人に黙ってて報告できずにすみません。2ヶ月と持ちませんでした。

そんな関係で、先月自分の普段使ってるLINEのアカウントを新しくした時に、公式LINEが使えなくなってしまいました。

(よって高尾伶公式LINEは閉鎖しました)



本当にたくさんの人が今回の就職を応援してくれたので、僕も絶対に辞めてはならないと踏ん張ったのですが、ダメでした。

いつも音楽とかの活動をしていて「応援してください」と謳ってるくせに、その想いを裏切る行為をしてしまった自分が心底情けなくてしばらく隠していようと思っていましたが、2019年をしっかり迎える為にもブログにかえてお伝えさせて頂きました。



応援してくださっていた方、

期待してくださった方、本当にごめんなさい。







この一件で僕は

本当に「やりたくないことはしたくない」という、

がっかりするほどわがままな人だということが

判明してしまいました。



よくある「夢を諦めたから就職する」

という手段すら出来ない人間だと言うことが

判明してしまいました。



これを実感したときは

本当に悲しかったです。

大人として情けなかったです。



でも。



ただそれは裏を返すと

「クリエイティブな仕事は向いている」

ということだと思うこともできそうでした。

そう思えば少し希望を持てました。



正直、これまで音楽活動をやっていて

「好きなことを自由にやっている」風で

やりたくないことも多くありました。



音楽において自分に向いていない項目も

いくつか気づくことも出来ました。



自分を知るって、

自分の嫌な部分(性格や才能)も認めるってことなんだなと

心から悲しかった気持ちと同時に、



じゃあそんな自分みたいな人を

少しでも救える表現がしたい



と思うことができました。



やっと表現をする理由を見つけられた気がしました。

僕がやりたいのは「表現」で、

僕には「表現」することしか出来ないから。



そしてそのアウトプットは、

これまでと同様の音楽活動では無いんだろうな

というのは今の正直な感覚です。



周りのミュージシャンと

似たような活動を何年かしてみた中で

見つけた自分の才能や考え方。



それを最善の形で表現するには

絶対的にやり方を変える必要がある。



それが具体的に何なのかは

今考えているところです。



あんな風になりたいな

と憧れる人はたくさんいるけど、

今までの経験を活かした自分らしい生き方をこれからはしていくんだと思います。

もちろん表現者である以上そうじゃないといけないとも思います。

すごく勇気のいることだけど…



今年は本当に「自分」というものに絶望した一年でしたけど、

結局前を向いてしまうのも自分なんだと思います。



2018年もありがとうございました!

来年もよろしくお願いします!