今回のバスコレクションは、2020年の年末に発売された「都バススペシャル」を3つの車種ずつ、全4回に分けて紹介します。


今回紹介する車種は、
いすゞエルガミオ
日野ブルーリボンハイブリット
三菱ふそうエアロスターK
の3種類です。



まずは、いすゞエルガミオのお顔です。


早稲田自動車営業所青梅支所所属のものを再現しているので、都営バスでも珍しい“後乗り前降り”タイプです。




いすゞエルガミオの側面です。



おケツです。


バスコレクションで再現されたのは、梅70系統の青梅車庫行きです。

この系統は、青梅車庫~青梅駅~東青梅駅北口~箱根ケ崎~武蔵村山市役所~大和操車所~東大和市駅~新小平駅~昭和病院~小平合同庁舎~花小金井駅北口という経路で運行されています。

そしてこの運行経路のほかに、青梅車庫ー東大和市駅大和操車所ー花小金井駅北口大和操車所ー小平駅という区間便もあるそうです。


また、この系統は現行の都営バス及び都内一般路線バス路線の中で最長距離を誇っており、その距離が約30kmとなっています。


1949年に路線開設しましたが、その時は田無・柳沢・東伏見などを経由して荻窪駅まで達していたようです。


残念ながら、この系統に乗車したことがなく、一度は乗り通してみたいバス路線の一つです。






次は、日野ブルーリボンハイブリッドのお顔です。




日野ブルーリボンハイブリッドの側面です。



おケツです。


バスコレクションで再現されたのは、橋86系統の東京タワー行きです。

この系統は、目黒駅~天現寺橋~愛育クリニック~二の橋~麻布十番駅~赤羽橋駅~神谷町駅~御成門~新橋駅という経路で運行されています。

しかしながら、この経路は平日と土曜の朝夕のみの運行で、大半は今回のバスコレクションで再現されたとおり、目黒駅から御成門まで同じ経路で、そこから東京タワーへ至る運行となっています。
また、目黒駅から赤羽橋駅間の区間便も存在しているようです。

この系統は現在、品川自動車営業所港南支所管轄の系統ですが、かつては目黒自動車営業所管轄の系統でした。
目黒営業所廃止にともない品川営業所本所へ移管され、2013年に現在の港南支所へ移管されました。


この系統も乗車経験はありませんが、目黒駅界隈で目撃したことがありますし、子どもの頃はかつての運行経路だった銀座や日本橋で目撃したことがありました。

「日本橋から目黒まで行くバスなんかあるんだ」程度の記憶なのですが、それが今でもしっかり刻み込まれています爆笑


そして、目黒営業所の話を少ししたいと思いますが、現在の目黒セントラルスクエアブリリアタワーズ目黒の辺りに都営バスの目黒営業所がありました。

(国土地理院の地理院地図の航空写真より)

左側が2019年に撮影されたもの、右側が1988年~1990年に撮影されたもので、オレンジで○を付けたところが都営バスの目黒営業所です。


東急目蒲線(現・目黒線)の目黒駅もまだ地上駅時代にスタンプラリーで何度か訪れたときや、都営バスで都内をうろうろした時に“わざと”目黒駅にやってきては、目黒営業所から入出庫する都営バスを見ていました。


駅近のバス営業所ということで、面白くその光景を楽しんだ記憶があります。






今回のラストは、三菱ふそうエアロスターKのお顔です。




三菱ふそうエアロスターKの側面です。



おケツです。


この車種は、世代的にいくつか前の車種なので、テールランプやウィンカーの形が趣のあるものになっています。
あくまでも個人的な趣味ですが(笑)


バスコレクションで再現されたのは、早77系統の早稲田行きです。

この系統は、早稲田自動車営業所管轄で、早稲田~高田馬場二丁目~東新宿駅~日清食品前~新宿駅西口という経路で運行されています。

また、早稲田周辺では早稲田行きが馬場下町経由、新宿駅西口行きが甘泉園公園経由、新宿周辺では早稲田行きが新宿駅東口・新宿伊勢丹前経由、新宿駅西口行きが歌舞伎町経由で運行され、さらに休日は始発から夕方にかけて新宿駅東口周辺で歩行者天国による交通規制のため、早稲田行き・新宿駅西口行きともに歌舞伎町経由となっています。


この系統は、都電に乗るために子どもの頃から何回も乗り通したことのある系統で、ここ10年くらいは、都電のほかに早稲田から上野方面の系統に乗り換えるために利用したりしています。


明治通りを経由をするため、割りと利用者数が多い印象を受けます。
そして、副都心線の工事を始めから終わりまでをこの系統や池86系統を通して感じてきました。






今回の都バススペシャルに関する1つ目のブログはここまでとさせていただきます。