「そして、僕は逃亡した」

12年前の3月、僕は仕事が嫌になり、東京に逃亡した。
仕事をほったらかしにして1週間ほど、都内を転々とした。

当時、僕は仙台で印刷会社の営業マンとしてめちゃくちゃ忙しく働いていた。
当時の僕個人の年間の売り上げは1億を越えていた。
とにかくめちゃくちゃ忙しかった。
時に仕事はダークな部分もあった。
それに耐え切れなくなって、俺は逃げた。
気づいたら新幹線「やまびこ」に乗っていた。
携帯の電源はOFFにした。
誰からも連絡は欲しくないし、とにかく一人になりたかった。

今日、縁あって大井町に来た。
当時泊まったホテル「アワーズイン阪急」を目にして、当時の思い出がよみがえってきた。

溝口先生のバイオリズムで考えると12年で1サイクルとなる。
僕は「経済」の年で営業所のリーダーとなり、「充実」の年で結婚している。
「背信」の年で警察から収賄罪で捕まりそうになった。(もちろん、れっきとした無罪)
「空亡」の年では、本当にやる気がなくなり、死んだほうが楽なのかなーとか考えたりしていた。
溝口先生のバイオリズムは馬鹿にできない。
超参考にしている。
だから、今年は要注意の年であると俺は思っている。

そう、俺は妻に宣言している。
「俺がまた逃亡するとしたら、今回は沖縄だから!よろしく!」

で、今日の本題。
「この世で自由に生きるためには?」
俺は方法は二つあると思っている。

ひとつは金をたくさん稼ぐこと。
金があれば、たいていことはかたがつく。
常に金があれば、なんの不安もなく自信満々で生きていけるだろう。

もうひとつは、この本を熟読することである。

「ビジネスゲームから自由になる法」
著 ロバート・シャインフェルド

ビジネスゲームから自由になる法/ヴォイス

¥1,470
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俺は子どもの頃から、この世界は俺が主役で、ほかの人は脇役だと思っていた。
この本を読んで納得した。
やっぱり俺が主役だったんだと。

誰もが読んで欲しい本である。
この本を読んで、プロセスを意識してから、仕事の調子があがってきた。

あわせて、テリー藤井さんのブログをリンクしておく。