こんにちは
「巻いていると乾燥して困っている」と
お客様からメールを頂きました
そう言えば
先日来られた建築関係のお客様は
水に濡らさずにそのまま乾燥した状態で
柱や手摺に巻いたっておっしゃっていました
まあ巻くだけなら出来なくはないですが
籐は水に浸けるとちょっと伸びるというか
水を含んで膨張し
乾燥すると締まるので
出来上がりが濡らした方が
締まってキレイですよ
皮籐です
当店的には
購入していただいたお客様は
籐の使い方をご存知だと
勝手に思っていたのですが
意外にご存じない方が多いみたいです
丸芯です
籐材料の使い方のヒント
丸芯・皮籐とも使い方は同じです
まず到着した籐材料の巻いている紐を切ります
今から使う分だけをほどいて
小さい円にして
水を入れた洗面器やボウルに
浸けます
※使わない分は浸けない
軽く巻いて保管します。
10~30分程浸けます
太いサイズはちょっと長めにしてください。
折れるようであれば浸けたりません
しなやかに曲がる事を確認して
水から出します
冬場はぬるま湯にしたり、時間を長くしたりと
調節してください
※曲げたときに折れるか折れないかです
折れると浸け足りない、折れなければOK
※長すぎる・温度が高いと光沢が無くなったり
色が悪くなります
準備が出来ました
編み始めます
時間が経てば
籐はどんどん乾燥していきます
なので、水を含んだスポンジで湿らせたり
ビニールに入れて霧吹きをかけたり
濡れ雑巾で湿らせる
もう一度水に浸けに行くなど
常に湿らせることが大事です
今日の分を編み終わる時に
残った籐材料は
通気性の良い場所で陰干しし
完全に乾燥してから
通気性の良い場所で保管します
ちゃんと乾燥せずに収納すると
カビる可能性があるので
ご注意を
こんなところでしょうか
最初のご質問のお客様には
「途中も常に湿らせてください。」と
お伝えしました
昨日追加注文分を発送した際に
使い方や編み方のヒントを同封させていただいたので
今度は上手く使いこなされるのではと
期待しています
お客様、頑張って~
昨日ご来店頂いた
柱に巻く建築関係のお客様にも
プリントしてお渡ししました
異業種だと
知らないですもんね
皮籐の巻き方です
柱は皮籐の5mm、6mmが
良いみたいですよ
たくさんご入用の場合は
ご来店前にご連絡お願いします
それでは明日から3連休頂きます
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ご返信は休み明けになります
それでは来週も宜しくお願い致します